それを最初に見た者は、開きかけの飛び出す絵本と言った。
突如、空から現れ、世界に突き刺さった超構造物――――骨髄塔。
拡大を続け、星を蝕みつつあるそれは、同時に異常現象を発生させる物質、現象、思想を生み出す。
【ボイド】と呼ばれたそれを
、人類はいつしか依存するように収集していた。
【ボイド】とは、解明できるのか、利用できるのか、破壊できるのか。それとも―――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 20:04:40
249508文字
会話率:50%
私が飛び出す絵本に、はじめて触れたのは小さなころ。
本をたくさん持っていた父親から、譲られた童話たちのシリーズがそれだった。
せっかく手が込んだ物なのだから、作った人は多くの人に見てもらいたいはず。
そう考えた私が試みたのは……。
最終更新:2021-01-23 23:26:57
3286文字
会話率:8%
遠い星の光のように、幾億光年も旅をしなければならないものたち。
最終更新:2018-12-04 18:00:00
321文字
会話率:0%
■【S不思議ホラー/しかし怖くない/全5話】■不思議は、存在する。不思議は、7つあった。本来は、6つしかないはずだった。7つめが存在することが、不思議である。知りたいか知らなくていいのかは……あなたに任せよう。
最終更新:2009-09-12 13:32:37
14001文字
会話率:34%