対戦ゲームにおいて『ガード』というのは、重要な要素である。
相手が放った会心の一撃をジャストガードするというのは、一つの快感だ。
だけど作者たるもの、常に攻略側の立場でなければならない。
いかに相手の防御をかいくぐり得点を決めるか
。
得点力のある小説家に、私はなりたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 20:00:54
1901文字
会話率:0%
最弱職【異端者】――
15歳になった少年ノームが天啓の儀で与えられた職業は、ステータスが一切成長しないことで有名な最弱職【異端者】だった。それはあまりにも弱い職業で、職業を与えられていない15歳未満の子供たちよりも弱いという事態が発生する
ほどだ。
そんなノームが、村の人々に受け入れられるはずもなく、理不尽極まりない嫌がらせといじめの中で彼は生きていた。
ある日、ノームは溜まりに溜まったストレスを一匹のスライムにぶつけ、レベル5になったのだった。勿論、ステータスに変動はない、しかしそこで彼はとあるスキルを手に入れた。
EXスキル【防御貫通】と【多段攻撃】――恐らく、職業限定と思われるそのスキルを手にした彼は閃いたのだった。
「攻撃さえ全部避ければ、誰にでも勝てるのでは?」
これは――成長できなかった少年が理不尽な世界に立ち向かう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-16 18:05:16
95498文字
会話率:31%