『神鑿(しんさく)』は明治四十二年(1909年)九月に発表された中編。数ある鏡花作品のなかでも、とりわけファンタジー色の濃い傑作です。
古城の濠(ほり)で燃えるからくり船、謎を秘めた妖(あや)しい美女の人形、沼に映しだされる折檻(せっかん
)の場、深夜に行進する案山子(かかし)の群、美女と怪僧の双六(すごろく)対決……。盛りだくさんの怪奇な趣向に加えて、現代のエンタメ小説にも通じる斬新な仕掛けがほどこされた物語は、最後のページをめくるまで気が抜けない。
短めの長編ともいえるほどの長さですが、読了後の充実感は『高野聖』を越えるかも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 19:08:15
87714文字
会話率:33%
こころを病み鑿を握れなくなった「わたし」は、四月から美大を休学し、ぼんやりとして虚無めいた暮らしを続けていた。それでも、聞こえに障害をもつ恋人・ユナの支えもあって、平板ながらもおだやかな半同棲の日々を送っていたのだが……
といった感じ
で、およそ34,000字で完結予定です。忘れなければ毎日更新します。
※GL要素を多分に含みます。
※二十歳未満の飲酒描写がありますが、これを推奨するものではありません。あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:16:18
34370文字
会話率:17%
岩をあいてにするものは、砂をあいてにするものをどんな想いでみているのだろうか?
最終更新:2023-06-03 07:00:00
276文字
会話率:0%
もしもこんな短編集があったら、そう思ったことはありませんか?
そんな時は、周りを見渡してみてください。もしそこに"彼"がいたら、きっと本を渡されるはずです。そのページの向こうには、きっと貴方の望む世界がありますよ。
最終更新:2023-05-25 20:00:00
205文字
会話率:0%
大きな館に独りで住み続けている少女・メリー。朝も昼も晴れも雨もない、そんな退屈な毎日を送る中、彼女の前に突如猫が現れ、ある物を探して欲しいと頼まれる。そして同時に、大きな二つの秘密を聞かされるのだった。
最終更新:2023-03-17 20:00:00
3694文字
会話率:60%
私は、白い花が咲く高台で目を覚ました。
どうしてここに来たのか、何が起きたのか何も思い出せない中、脳裏にただ1人の人影が浮かぶ。
その人は一体誰なのか。そして、私に起きた事とは一体...?
最終更新:2023-03-01 19:00:00
1907文字
会話率:10%
主人公の鑿真は無類のゲーム好きで少しでも時間があればゲームをしようとする。いわゆるゲーマーだった。学校が休みとなり突然できた時間、彼はゲームをするためにネットカフェに行った。そこでゲームにログインをすると平日の昼間とあってかフレンドは誰も
いなかった。そこで彼は一人アイテムを集めようと向かった先で一人の女性と出会う。そしてその女性がどこか初めてプレイしたネトゲの大切なアバターに似ていたことで、主人公は彼女と二人でギルドを作った。
冒険を重ねる度にだんだとひとつの可能性を感じ始める二人、そして忘れていた最後の言葉を思い出だす。
仲間達との再開、そしてすれ違う思い。ゲームをとうして結ばれる思い。なくしていた大切なものを今ここに取り戻す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-23 21:07:05
23332文字
会話率:70%
ここは日向木工所。木の温もりと、人の温もりと。
最終更新:2017-01-15 00:28:27
5996文字
会話率:16%
ヤクザである前野は兄貴分佐久間からの指令を受け、失踪した弟分柴田に破門状を突きつけに柴田の田舎へ向かう。金槌と鑿、そしてホルマリンの入った瓶を持ってーー。
最終更新:2015-11-28 17:22:06
3322文字
会話率:38%
部誌アップ分。おそらく去年の春のもの。そんな事よりこれから毎日家とブタクサを焼こうぜ。
最終更新:2013-05-28 21:02:50
2276文字
会話率:44%
文化祭用に書いた2つのうち没になったやつ。芋魚にして正解でした。芋魚→http://nk.syosetu.com/n5068bp/
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最終更新:2013-05-26 22:09:47
2857文字
会話率:45%
サイハテの地、ンデラクラガの話
最終更新:2013-05-21 07:32:29
4219文字
会話率:23%