「……なんか最近、世界が“ちょっとだけ”おかしいんだよね」
時計が止まり、会話がずれ、記憶が曖昧になる日常。
放課後、エミリアは“誰にも見えない少女”と出会う。
やがて、鏡の中の風景が歪みはじめ、猫、友人、恋、家族──
あらゆる記憶が静か
に削られていく。
そして現れる、“片翼の少女”ミリエル。
彼女は語る。「この世界は、あなたが拒絶した“死の先”でできている」と──
これは、ひとつの魂が「夢のやさしさ」と「現実の痛み」の狭間で、
“ほんとうの朝”を見つけ出すまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 00:06:38
4379文字
会話率:16%
黄色い花に囲まれた赤い屋根の家。
なろうラジオ大賞4参加作品です。
最終更新:2022-12-28 13:00:00
950文字
会話率:0%