リーナとフィリップは十歳の時婚約をした。フィリップが人外の美貌で襲われかけ、人間不信になりかけていた息子を心配した父親が整えた物だった。最初は壁を作っていたフィリップだったが、子ども同士相性が良かったらしく話をしなくても気まずくならない間が
らになっていった。そんな時もつかの間、フィリップがリーナをないがしろにし始める。話をしても素っ気ない態度ばかりになった。嫌われていたのかと傷つくリーナは婚約の解消を父にお願いする。父に問い詰められたフィリップはリーナの前だけ自分の思うような行動ができないと打ち明ける。筆頭魔術師のサリバンはフィリップの後ろに黒い靄が見えるのでそれは呪いだと言い急ぎ帰って調べるという。呪いを使う闇魔法は古代に消えたものだった。犯人は意外な人物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 18:45:44
23575文字
会話率:54%
ごきげんよう、皆様―――次に見える事があるのならば、この様な姿を私の前で披露されないで。彼女は見事な啖呵を切り『薔薇の箱庭というゲームの悪役(ライバル)』として学園から去っていった……はずだった。でもそれこそが『剣の刻印というゲームの主役(
ヒロイン)』としての物語の始まりだなんて誰が思うというのだ―――ダスティン王国のヒルダはよく分からない運命に奔走されながら、2つのゲームの『運命』と立ち向かうことになる。※2015,05,19あらすじ変更しました。※通常更新ペースは三日置きを目標にしています。最近日常の波に襲われて乱れ気味。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-16 23:00:00
112762文字
会話率:36%