これは、とある、終わってしまった、星の話。西暦3018年。既に人類は……巨大で豊かな土地と多くの資源を有する新しい地球へと、その移住の殆どを終わらせていた。かつて地球と呼ばれた星には、その星を終の棲家と決めた老人と、偏屈な人間だけが、残って
いた。そんな、老人と、偏屈な人間からは、自嘲とともに。新しい地球へ移り住んだ者からは、侮蔑とともに。かつて地球と呼ばれた星は、『進化から取り残された星』という意味で、こう、呼ばれていた。……ガラパゴス……と。
九JACK様主催の重陽会参加作品です。(http://nk.syosetu.com/n0484eg/)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-23 21:02:09
7166文字
会話率:36%
少女は菊を抱えていました。それは見事な黄色い菊の花でした。
少年はそれを不思議に思いました。
これは色彩に乏しいながらも惹かれる物語。
ジャンルについては様々な意見が出るだろうと思いますし、ネタバレをしたくないのでジャンルは純文学にさせてい
ただきました。ネタバレしないようにタグも少なめです。
夕涼み重陽会に添える、菊一輪。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-28 09:00:00
4541文字
会話率:27%
俺は、あの写真を見たそのときから、ガラパゴス諸島のように閉ざされた世界の中にいたのかもしれない──
「坂の上から毎日のように転がり落ちる無愛想くんとどんな怪我でもあっという間に治す不思議な包帯を持つ爽やかくん」(通称:たむたむ)の主人公海道
美好の過去現在未来のお話。
夕涼み重陽会2018参加作品。使用テーマは「菊」「ガラケー」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 09:00:00
4184文字
会話率:8%
墓地に供えられた花々で占いをする少女。
彼女が知りたがっているのは……
九JACKさま主催、夕涼み重陽会2018参加作品です。
http://nk.syosetu.com/n0484eg/
最終更新:2018-09-19 21:04:21
708文字
会話率:23%