駅伝・マラソンにありったけの青春をぶつける少女たちのリアル奮走記。
はち切れんばかりの元気とポジティブさで駅伝に情熱を注ぎ、五輪女子マラソン金メダリスト・蛯名マリアに憧れる牧原めぐみは、高校駅伝の聖地・都大路を夢見る少女。駅伝だけ弱
い陸上名門校で苦境と闘いながらも、“奇跡”を起こす男・三浦や“怪物”少女・未来らと出会い、仲間たちと共に型破りなランナーに成長していく。
一方、お嬢様系超進学校に通う松永未来は、母を誇りに思う、正義感の強い女子中学生。元実業団コーチで塾講師の三浦にランナーとしての素質を見出された彼女は、英才教育を受けながらその才能を磨く。学校では陸上部創設に悪戦苦闘しながらも、めぐみや生涯のライバル・葵明日香らに刺激を受け、徐々に真の“怪物”へと進化していき……。
実業団コーチとして無名のマリアを発掘し、育成した三浦航星は、ある事件を機に自ら陸上界を去る。傷心のうちに故郷・静岡に戻った三浦は、塾で働く中で亜希子・未来母娘と出会い、人間性を取り戻していく。そして未来の素質を磨き、世界へ送り出すべく密かに指導を続けるが、高校の講師として赴任した高校でめぐみと出会い、運命の選択に迫られる。
3人それぞれの道が、“駅伝”という舞台の上で熱く、激しく、時には切なく、そして眩しいほど鮮烈に交錯していく。
果たして3人の夢が叶う日はやって来るのか。
夢へ向かって走り続ける者たちの闘いと人間模様を、陸上経験者の筆者がかつてないほどリアルな展開で描く、青春スポーツドラマ。
陸上、駅伝・マラソンファン待望の大河リアルストーリー『セカンドウインド!!』ここに号砲!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 02:00:00
20540文字
会話率:29%
笑顔を失くした不器用な高校生、天保山昇。
走ることしかできない孤独な彼の直面した問題は…突然の陸上部の解散。。
どうしても仲間とともに走りたい。。
自分の生きる意味を証明したい。
そんな昇が掲げた大目標は…
【駅伝部を作って都大路を目指
す】こと。
無謀とも言えるその挑戦のもとに集まったのは…
アスリートになりたい真摯な万年補欠…赤阪千早。
校名を背負いたい体力ゼロの短距離走者…能勢豊。
泳ぐ場所を失ったマッチョなスイマー…浜寺高師。
男でも女でも試合できない最速のMtF…佐野泉。
アキレス腱断裂から復活した大型女子…阿倍野遥。
二つの十字架を背負った手負いの大物…放出京喬。
平和と絆を日本に学びに来た紛争難民…キックス・オーキャット。
不遇続きの陸上人生に敗者復活を誓った…千林旭。
…駅伝部にその全てをかける創始者…難波みなみ。
そんな昇以上に不器用で…
生きる意味をもつ不遇な仲間たちだった。。
そんな彼らの全力疾走を、大阪の下町を舞台に
できるだけ真っ直ぐコメディーで描きます。
隔週火曜11時掲載予定。
なお私の小説では、「」は男声、『』は女声で統一しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 11:00:00
548687文字
会話率:32%
僕を抜き去っていった選手はあまりにも冷酷だった。僕の走りなんて眼中にないとでも言うように、あっという間に置いて行ってしまった。
その選手の名前は新藤孝樹。
東京からの転校生だった。
新藤は全国でもトップを走る選手だった。
その新藤が島の高校に進学すると聞きつけた僕は、中学からの戦友の賢人と一緒に、彼と同じ学校に進学する事を決意した。彼がいたら夢が叶うかもしれないと思って。
僕の夢は全国高校駅伝に出場して都大路を先頭で走る事だった。
僕らの県は駅伝が爆裂に弱い。いつも最下位争いをするぐらいだった。
それもあって僕らの島で駅伝はあまり人気なスポーツじゃない。本気で駅伝をやっている人なんて全然いない。
部員は僕らを含めて7名。
僕はその中でも一番遅かった。憧れの新藤に追いつくなんて夢のまた夢だった。それでも諦めずに僕は練習に励んだ。
妹に笑われても、ペットの犬に馬鹿にされても、僕はめげずにトレーニングを続ける。
皆に追いつくために。
少しでも新藤の背中に近づくために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 10:45:56
200074文字
会話率:19%
俺、栃岡翔はブラック企業を退職し、晴れて私立二ノ丸高校の教員になった。しかし顧問になった駅伝部は女子部員2名しかおらず廃部寸前の状況だった! 果たして駅伝部はいくつもの危機を乗り越えて夢の舞台、都大路に出場することができるのか!? そして
高校時代の栄光と、箱根駅伝予選会落ちの挫折に今も悩む俺は乗り越えることが出来るのか?
謎の緊張症に悩む生徒、他校の選手に妨害されて大ケガを負った生徒、走りたい気持ちばかり先走る生徒………様々な背景を持つ選手とともに、栃岡翔は人間として、ランナーとして、コーチとして成長していきます。
※コロナ禍ですることがなくなり、自分の原点に向き合った結果、再開せずにはいられなくなりました。2020年5月から再開しましたので、どうぞ栃岡先生の活躍を今後も見守ってあげてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 22:52:10
539442文字
会話率:45%
帝国学園駅伝部。全中駅伝6連覇を誇る中長距離選手でその名を知らない者はいないほどの超名門校。その輝かしい歴史の中でも「最強」と謳われた5年間皆はその者達を「国宝」と呼んでいる。
がこれには奇妙な噂があった。チームメイトにも国宝にすらも存在
を知られていないもう1人の「最強」の存在がいたと…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-15 00:00:00
8237文字
会話率:61%
青葉学園駅伝部の一昨年から始まった部が都大路を目指す物語。
最近、日本の長距離_特にマラソン界_が世界レベルまで再び復活しようとしている。
しかし実際にタイムを見た時日本のそれは世界のそれとかなりの差があり一般人から見てもプロでも殆どの
者は世界には届かないと思っているだろう。
その中でも高校は留学生_アフリカ出身_には敵わない。
_っとこの考えはこの世代を持って変わることになるのは今はまだ誰もが予想していない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-04 21:00:00
32408文字
会話率:43%
親友6人が織り成す学園ストーリー。
様々な愛のカタチ、友情のカタチ、思い遣りのカタチ。。。
白黒つけたがる世の中にあって、
グレーで在る事のもどかしさや大切さを
考え、感じ、また楽しんで頂けましたらば幸いです。
LGBTQ等に差別的な方の
閲覧はオススメ致しません。
また、そういった描写や一部残酷な描写もある為、
R15指定とさせて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-29 23:55:18
51852文字
会話率:59%
「努力は必ず報われる」、この言葉はスポーツ界での常識であり、否定してはいけないというのは暗黙の了解である。自分の成長の妨げとなるからだ。しかし、幾多の人々が報われていないのもまた事実である。それが陸上競技の長距離種目なら正にそうだ。
この
物語は、そんな報われない努力に最後まで抗い続けた少年の高校3年間である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-28 00:41:55
788文字
会話率:13%
高校2年の都大路で輝かしい記録を作った主人公森沢翼が陸上部のない大学で ゼロからスターする。そして、夢の箱根駅伝を、目指す青春物語。
最終更新:2018-12-26 09:56:55
703文字
会話率:15%
23歳で実業団からクビ宣告を受けた神川祐也。その後就職した高校、来派田高校にて、部員がいず、廃部寸前の名門女子駅伝部の監督を務めることになった彼は、悩み、苦しむ、部員達と向き合っていきながら自身のことも見直していくそんな物語です
最終更新:2018-04-04 23:53:59
1632文字
会話率:23%
師走の都大路を駆け抜ける全国高校駅伝。大阪の進学校駅伝部のメンバーは、それぞれの思いを胸に走り出す。
最終更新:2018-02-03 15:33:17
20673文字
会話率:39%
某年神奈川県高校駅伝大会。全国を目指してきた県立高校の試合当時のお話。
周りからどんなに無理だと言われても曲げなかった「優勝」「都大路」という目標をつかんだ日を傍観者であった筆者が振り返る。
最終更新:2017-09-06 01:28:46
1898文字
会話率:17%
闇の都大路。過ぎ去った花山天皇の一行が灯す松明に向かい、安倍晴明は静かに頭を下げた。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
最終更新:2013-03-11 22:15:18
1829文字
会話率:35%
人には皆何らかの能力(キャパシティ)があると考えられている時代
人類はこのキャパシティを最大限利用しようと研究に明け暮れる日々を送っていた…
大都市からある程度離れた閑静な郊外――――清雅市
自然豊かなこの地に存在する『都大路学園』では
キャパシティを目覚めさせ、有効活用するための教育を施していた
中等部から在籍し、高等部に進学した「結城光」は未だにキャパシティが開放されていなかった。自分に自信を失い、高等部二学年の始業式に出ないで校外を歩いていると“無意識な精神(アンコンシャスマインド)”と呼ばれる優秀な(戦闘面に関してのみ)少女「フロイト・ビンスワンガー」と出会う。
フロイトと出会った事によって光の運命は大きく変わり出す……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-25 20:41:17
982文字
会話率:33%