名家に生まれたフェリシアと、戦地に生きた将軍ソール。
形式だけの結婚生活、すれ違いの年月、そして――離婚届。
感情を押し殺し、矜持で涙を堪え、言葉を選び続けた女。
国を背負い、勝利の報せに浮かれても、何も守れなかった男。
これは、愛を語
れなかったふたりが、言葉ではなく沈黙ですべてを伝え合うまでの十二章。
大きな劇も、大団円もない。
それでも、誰かを想い続ける物語は、いつも静かに始まる。
再婚愛。
誇り高き大人の女と、不器用な将軍の、静かで切ない恋。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:02:34
11927文字
会話率:11%
遅すぎた恋の始まり。苦い終わり。
『揺れる女の髪はいつもと違って短く、明るい色をしていた。俺が黒髪のロングヘアが好きだと言ってから、ずっと伸ばしていたくせに、だ。』
最終更新:2022-02-13 02:09:42
1485文字
会話率:5%
女子学生、葵の恋は遅すぎた。
最終更新:2019-07-19 12:13:16
909文字
会話率:13%
恋をしている全ての人達へ
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最終更新:2015-03-27 00:45:59
515文字
会話率:0%
想いが伝わるには、あまりにも遅すぎた恋だった。
最終更新:2009-05-15 00:12:18
3566文字
会話率:34%
仙台を舞台に繰り広げられる切ない恋。ちょっと苦しい切ない思い出を胸に、仙台に向かう杉本紗枝。突然の再会に戸惑う原田浩二。二人はこれまで、それぞれ違った人生を歩いてきた。20年というあまりに長い年月は、非情にも二人の間に埋められない溝を作って
しまった。その代わり、思いがけず、新しい二人の関係が築かれていく。それはあまりに切な過ぎて悲し過ぎて、よりいっそう二人の心を苦しめる。あまりに遅すぎた恋だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-03-09 23:07:44
23048文字
会話率:55%