虫嫌いの聖女さまから、テントウムシの幼虫を守った主人公。
そのために彼女は聖女さまの恨みを買い、王都から追い出されてしまった。
ひとり森で野宿する主人公の前に現れたのは、助けたはずのテントウムシ。
その姿は恩返しのお約束通り、とびっきりの美
少女だった。あれれ、こういう時って、イケメンが現れるもんじゃなかったの?
しっかりしているようで鈍感な主人公と、ほんわかしているようで意外としたたか、かつ肉食なテントウムシのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 21:06:21
4106文字
会話率:26%