私はフェブリール男爵家の次女として生まれた。
名は──もうなんだったか、忘れてしまったけれど。
皆、私を“出涸らし”と呼ぶ──。
姉のローゼリアが聖女として認定されてから、いつしか名前すら呼ばれることなく、家事を一手に引き受けてきた彼
女は、お風呂場の掃除中に滑って頭を打ち、前世を思い出した。
「生まれてきて……ごめんなさい……」
涙を流し今世に絶望する彼女は、昔姉に聞いた森に住む怖い魔法使いの話を思い出す。
そして思い至った。
そうだ、来世に期待しよう。──と。
嫌というほど叩かれた。鞭でぶたれた。もう痛いのは嫌だ。
できるだけ痛み無く、楽に、綺麗に来世に行きたい。
彼女は森へと旅立った。噂の悪い魔法使いに、【痛み無く、楽に、綺麗に】来世へ送ってもらうために。
悪い魔法使いと言われる若き公爵オズ・ジュローデルと出会い、彼に【セシリア】という名前をもらい、居場所をもらった彼女は、そこでオズやケットシーの【まる子】、グリフォンの【カンタロウ】と共に、魔法薬茶の薬草を育てながら人々と触れ合い生きていく。
やがて彼女の本当の力が目覚めて──?
出涸らしと呼ばれた死にたがり令嬢と、クールで実はうぶな悪い魔法使いの、ハートフル恋愛ファンタジー。
セシリアの明るい来世は──!?
カクヨムでも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 15:32:27
142949文字
会話率:40%
漢方薬・生薬認定薬剤師であった薬草オタクの逢坂菫は、ある日地震による倒壊に巻き込まれ死亡した。
目覚めた先は見渡す限りの森。最初は困惑するも、生き残るために森からの脱出を目指す。
ところが一週間後、森の奥深くにある掘っ建て小屋で菫は永住
する気満々で居座っていた。
「だってここ、薬草の宝庫なんだもの!」
魔力なし、武力なし、特殊能力なしの(異世界的な意味での)一般人である菫が薬草を採取したり、魔物から逃げ回ったりしながら過ごす毎日の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 20:59:45
304文字
会話率:0%
私メリル!17歳!
カスバール帝国で暮らすごくごく平凡な薬師で薬草オタク!山奥の小さな村で一人ひっそり暮らしてたんだけどある日、突然私の村の山が破壊されて保護された宮廷で働けとか言われたんだよ?あり得ない!私は薬師だからそれ以外興味ないの!
それに私この国の偉い人なんて大嫌い!それなのにその人達に土下座されたり、ちやほやされたり若い皇帝のリディも、なんだか放っておけなくなっちゃって・・・私この先どうなっちゃうの?!
闇の時代を送り疲弊した国カスバール帝国。
新たな時代を迎え人々は明るい未来を取り戻すことが出来るのか?笑いあり涙ありのドタバタラブコメディが幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 14:58:42
474335文字
会話率:44%