スチームパンク×ファンタジー×竜騎兵!!
巨なるものが空を行く。
アンヌーン。
蒸気仕掛けの土塊は偉大なる蒸気王から流浪の民へと渡された浮遊島だ。
そこに一騎の竜騎兵が降りる。
山城の若鷹。撃墜王。撃竜。七郎。レフティ。■■■■。即ち―
―山城樹雨。
三国戦争における元皇国軍の撃墜王である樹雨は国を捨てて空の島に逃げて来た。
小さな小さな弟の為に――。
これは蒸気時代の代名詞である永遠の灰色雲の下で繰り広げられる竜騎兵の”おはなし”だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 21:47:21
55236文字
会話率:36%
このお話は2017年5月7日第24回文学フリマ東京にて頒布された「SFロリババア合同誌」に寄稿した小説を加筆・修正したものです。
同人誌で頒布済みのものですが、個人的にいろいろ試行錯誤して書いたものなのでせっかくならとなろう初投稿。
いま
見直しても癖のある文体などになっていますが大半は意図的な文章です。
シリーズ化構想もあるのですが執筆カロリーが高いのでどうなることやら……。
ひとまずは、完結しているエピソードを何回かに分けて投稿していきます。
それでは、煙と歯車の音にまみれた大英帝国での一幕をどうぞお楽しみください。
二〇一八年某日 中原くらうす
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《蒸気王》チャールズ・バベッジによる階差機関の発明から百年。英国は栄華の絶頂にあった。
階差機関は人工知能を実現し、それによって生まれた蒸気機関者(スチーマー)たちが、人間の良き
隣人としてこの国の発展を今日も支えている。
倫敦にある喫茶店《エイダ》の店主、エドガー・マンスフィールドと蒸気機関者のシャーロットのもとに、ひとりの少女からある依頼が託された。
依頼内容は『切り裂きジャックを捕まえてほしい』。世間を騒がす連続殺人鬼を追って、ふたりは霧と蒸気の街を駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 01:12:48
9921文字
会話率:52%
神に悪魔に天使に妖精に魑魅魍魎に加えて偉人たちが大集合。
そんな学園都市で今日もまた始業のチャイムは鳴り響く。
最終更新:2016-03-01 21:21:25
75624文字
会話率:34%