中学三年生、最後の夏。
芥川トシハルは奇妙な事象に思いを馳せていた。
――おれの家には幽霊が居ついている。
最終更新:2021-07-31 10:28:35
22077文字
会話率:24%
「どうして追放される主人公たちって、大人しく装備とかを置き去りにして立ち去るの――?」
その様な疑問がとあるグループにて呟かれ、色々な議論が繰り広げられる。
俺だったら絶対に置いていかないぜ!
私なら他の連中の装備かっぱらって逃げ出
すわ!
様々な意見が飛び交う中、あかねまるは答えました。
「装備剥ぎ取りってことは、つまり全裸になるってことだよね?」
コメデイ&パロディズム詰め合わせ半裸変態RPG風ファンタジーここに出ゆ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 18:18:44
10265文字
会話率:1%
「モラル、しばらくパーティから外れてくれないか?」
長年共に冒険活劇を行ってきたパーティのリーダーから、突如抜ける様にと宣告されてしまった主人公、魔術師モラル・フリーガン。
彼は火・氷・雷に加え純粋な破壊の呪文も扱える強力な魔術師であっ
たのだが、物理偏重主義にかぶれてきたパーティの方針に、自分の役割がかみ合わなくなってきたのだろうと判断し、リーダーが勧めるがままパーティから離脱してしまう。
今まで仲間の為に強力な呪文の数々を暗記してきた努力、正確に間違いなく呪文を唱えきるために研鑽してきたその技術が、全く無意味で無価値な行いであったのかと心を塞ぎこませてしまった。
モラルは失意を胸に抱いたまま、何処へともなく当てもなく、流浪の旅へと出てしまった。
山を越え谷を越え、いくたびの困難を乗り越えたその先で、モラルは自分の魔術の才能の事や追放された理由の事を全く知らない平和でのどかな村へとたどり着いてしまう。
その村でモラルは豊かで温かみのある一杯のスープに出会ってしまった。実に美味! 実に美味! 疲れ果て、へとへとになってしまった心に染み渡る、優しみとうま味の混在した黄金のスープ。
モラルは瞬く間に飲み干すと、即座にお替りを要求した。
「ウマい、もう一杯!」
これは食に酔狂と道楽を見出した遍歴の魔術師モラル・フリーガンが追いかけてきた仲間たちや悪しき魔の手を突っぱねて、誰よりも何よりも美食と食事量を追求し過ぎてしまう、焼肉定食の物語である!!!!!!
負けるなモラル、痩せるなモラル!
ダイエットなんざぶっ飛ばせ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 13:16:21
167622文字
会話率:31%
現実は本当に不条理で残酷であると思う。どんなに真面目に頑張っていたとしても、通り雨みたいな災いに出くわす事がある。世界が真っ黒な悪意で満ち、牙をむいて襲いかかってくる事も――
未来は容易く、本当に些細な出来事で変化してしまうものだ。
何気ない行動で、何気ない心持で、何気ない思い違いで――
人は他人を羨み、優れた力に幻想を抱く。
世に広がる三種の魔法はそれをさらに加速させ――
そして非常識は、非常識を呼び寄せる――……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-03 22:34:23
188565文字
会話率:18%
私立勇者育成特別学校に通う一年生のリウス。彼の親友は良き友であり良きライバルのアレン。学校では勇者になるための育成システムが施されていて、一年の中ではトップをキープし続けているリウスだが・・・!?
ハチャメチャファンタジースクールライフ!!
最終更新:2010-05-20 00:40:08
841文字
会話率:21%
拙著「前田慶次郎異聞」(文芸社刊。絶版なので図書館でお読み下さい)の後編です。前編の概略は「小説家になろう」サイトの「りんと小吉の物語一」でご覧下さい。前田慶次郎とその家臣角南小吉は秀吉の起こした文禄の役で上杉家と朝鮮に渡ります。そこには小
吉を慕う茜丸も共にいます。また、前編で柳生の庄で自らの出自を知ったりんは、父である柳生石舟斎と別れ、上泉主水と奈良に行きます。主水はりんを興福寺に連れて行きます。そして阿修羅像と対面します・・・その夜、阿修羅像を盗もうとする僧兵達が現れる。2009年に東京で阿修羅像展が開かれ、それを記念して公開しました。天から降りてきた阿修羅とそれを地に留めた古武士、小吉の契りの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-20 23:55:43
13072文字
会話率:27%
舞台は空想の現代。――20//年。世界には“化学外の自体”と呼ばれる魔法が一般市民に広まりつつある。魔法の種類は三つあり、初めは一定の人間しか扱う事はできなかった。しかし、五十年前に開発されてからというもの、魔法は一つの商品として売られるよ
うになっている。そんな世界に住む少年「海飛(カイア)」は、一般人とは少し異なる魔法を持っていた。それは、“継続魔法”と呼ばれるものだ。世界の変革と復讐を。これは、私たちの住む世界とはちょっぴり違う現代の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-12 18:32:21
9962文字
会話率:18%