中学三年生、最後の夏。
芥川トシハルは奇妙な事象に思いを馳せていた。
――おれの家には幽霊が居ついている。
最終更新:2021-07-31 10:28:35
22077文字
会話率:24%
ダラスマス聖王国の王都ダラセスは、切り立った岸壁と連なるデーバ大山脈に接する深い神聖の森を背後にして建てられた巨大な大聖堂と隣接する王城を最奥に、扇状地地形に沿って扇型に造られた、古から今日まで続く大都市である。この古都の庶民街の一角に、老
舗の小さな不動産屋が店を構えていた。店の名は、アイマール不動産。真っ白な看板猫と若い店主が経営するその店は、業界では有名な霊障物件取り扱い業者だった。
神仕の聖獣と型破り神官が古都を舞台に飄々とオカルト事件を解決する?一風変わった異世界転生物語。
基本的に1話完結不定期更新です。ネタが出来たら書くスタイル。
それでも良ければお付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 15:46:38
32008文字
会話率:56%