主人公の佐藤淳は小学生の頃から恋をしている人がいる。橘明日香という人だ。小、中、高と10年間クラスが一緒である。だが彼女はいろいろとあり、脳挫傷の後遺症で「ある言葉を聞くと死んでしまう」という難病にかかってしまった。ある言葉には彼女の秘密が
関係しているらしく、その言葉を聞くに聞けない淳はどうしていくのだろうか。また淳は明日香に思いを告げることはできるのだろうか。また、ハッピーエンドなのかそれともバットエンドなのか、その結果は…。そんなありそうでなかった青春ラブストーりーを現役中学生が作成してみました。気軽にこの本に立ち寄ってみてはいかかでしょうか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-04 18:44:22
392文字
会話率:13%
柏木は東大生時代の学友で鑑識官の前園とともに、目黒区の有名ホテルで行われている蛍の観賞会に参加していた。彼が助手のころ学部生で、なにかと世話をしていた澤村翠が、この庭園で行われている蛍の人工飼育の責任者を務めているのだった。柏木らはホテル
のオーナー、大隈源太郎の招きで、大隈の友人たちとともに夕食をともにすることになった。
柏木は大隈の要望で彼が解決した事件について一同に語り、夕食会は和やかに進んでいたが、突然大隈は暴言を吐き、中座したまま戻ってこなかった。やがて、夫の後を追って夜の遊歩道に出たさくらの叫び声が辺りに響き渡った。大隈は渓流に下りてゆく石段の途中で倒れたまま、絶命していたのだった。
死因は脳挫傷だったが、大隈が会食の場を去る時の様子や、完全な失神状態で倒れたと思われる損傷状態などから、毒殺の可能性が浮上した。しかし、会食の場にいた全員が同じものを口にしていたし、誰にも気づかれずに特定の皿を大隈のところに置くことは困難を極めた。しかも、いくら前園が調べても、こうした場合に使用されそうな毒物はまったく検出されなかったのだった。事故か殺人か……、物思いにふける柏木が何気なく目にした蛍火が、彼にインスピレーションを与えた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 11:31:46
15944文字
会話率:65%
鈴木リコは俳優やタレントの仕事につく二十二歳の女子。
家族構成は父親と自分。
母親は物心ついた時にはリコの近くにはいなかった。顔も声も覚えてはいない。リコの人生、十八年間は父親との生活が家族の時間と言ってもリコの記憶は否定しない。
リコは高校を卒業すると、家を出て東京で一人暮らしを始めた。芸能プロダクションに所属していたこともあり、何とか生活はできていた。東京でリコの生活をサポートしてくれていたのは、高校一年生の時からの友人の佐藤玲奈。玲奈もリコと同じく芸能系の仕事をしていた。
リコが二十二歳の六月に転機が訪れた。
四年間ほぼ疎遠だった父親の和明が、犬吠埼の崖から転落して亡くなってしまったのだ。死因は脳挫傷と、くも膜下出血。警察の捜査で他殺や自殺の可能性は少なく、事故での転落として処理された。
リコは玲奈とともに、父親が転落した犬吠埼の崖を訪れた。崖から転落するには胸の高さの柵を乗り越えなければならない。事故で崖から落ちるとは考えにくい。自殺は信じたくはない。
誰かに突き落とされたのではないか?
防犯カメラの死角になった転落場所。確認するすべはなかった。
リコの父親和明が犬吠埼の灯台を訪れた理由が不確かだった。和明の友人の話では訪れたことのない都道府県を訪れる旅に出たはずだったが、和明の出身地は千葉県だ。犬吠埼は千葉県に位置している。この場所を訪れる根拠に矛盾が発生する。
リコと玲奈は和明が訪れた土地を巡ってみることにした。その目的は、和明がなぜ死んだのかを確かめるためだ。
父親和明の死因を確かめる旅に出ていたリコは、父親の旅の理由は納得した。しかし、父親の死因は………。リコの思考は先祖がえりを起こした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 18:00:00
119311文字
会話率:58%
年末から年始にかけての出来事
最終更新:2023-01-04 23:35:54
1118文字
会話率:12%
(本作品は『アースガルドの変容(仮)』の第一部です。それぞれ独立性が高いため、別の話として、アップさせていただきます。異世界転移前を主に舞台としてます。現代ドラマ>ローファンタジーですので、ヒューマンドラマとしております。中身は医療ドラマx
ラブコメ+ちょっと異世界)
――目の前が真っ暗だ……。何も見えない。
交通事故により視覚に障がいを持ってしまった研修医・本間浩。
彼のそばには同期の遠野みゆきがいつもいた。それは彼女もまた原因不明の睡眠障害を抱えていたためだ。浩がそばにいると、なぜかみゆきは突然の睡魔におそわれない。それに彼にいざというとき起こしてもらえるからだった。
共に障がいのため、希望していた脳外科医の道をあきらめざるを得なかった二人。
そんな彼らが選んだ道は、事故や病気で脳に障がいを負った人たちをケアする道だった。
脳卒中や事故による脳挫傷から社会復帰しようとする患者さんたち。そして彼らをサポートする職員たちと共に奮闘する日々は、浩とみゆきを変えていくのだった。
そして交差する浩とみゆきの想いの行方は?
(異世界に転移する前のお話です)
*本作品に登場する患者様については、物語上の氏名とはいえ、同姓同名で同じ疾患や障がいで現在も苦しんでおられる方がいる可能性も考えられますので、イニシャル一字のみとしております。ご了承くださるようお願い申し上げます。
**本作品は「カクヨム」様、「アルファポリス」様にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-04 22:00:00
193540文字
会話率:42%
勝ち組の女性がある時脳挫傷で死亡
その後適当な神に異世界へと転生させられた
しかし彼女は特別な能力を持つことなどなく
異世界へ転生させられオワコン確定の人生をどうにかして生きて行こうとする物語
最終更新:2019-03-21 21:43:35
1534文字
会話率:50%
それは唐突に突きつけられた事実だった。
「いーや?君死んでるからね」
真っ黒な髪を腰よりも長く伸ばした不審な男が、伊藤健の前に現れる。
「君の名前は伊藤健君。年齢は17歳だから享年17歳だね。死因はトラックに撥ねられた時に頭を打っての脳挫傷
。おっけ?」
「おっけ?じゃねぇ」
目の前に現れた不審者と呼ぶ以外になんと呼べば良いのか解らない男が告げる自分の死。
早くに死んだ君に特典をあげると笑った死神もどきと、不慮の事故で死んだ健の、どこか緩い真夏の一日のお話。
この作品は、以前別のHP(道端地蔵 http://id11.fm-p.jp/400/drdrsafu3910/ )に掲載していた物を少々リメイクしたものになります。
変更しているのはラストの終わり方のみで、内容自体に大きな変更はありません。
現在HPの更新はしておりません…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-02 06:43:49
13634文字
会話率:42%
高校2年生の酒井美鈴と社会人樹林花蓮。二人はお互いになんの面識もない。が、ある日二人は最悪な形で出会ってしまう。その日を境に酒井美鈴と樹林花蓮の人生が大きく歪みだした。
この小説は交通事故を題材にしたお話です。本文の中には不適切な表現が
かなり含まれていく予定です。交通事故による被害者の親族、遺族又現在それらで介護をされている方々は読まない事をお勧めします。
万が一この小説を読まれ不快に思われても一切対応しません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-10 00:13:21
6054文字
会話率:29%