「今から君を脅迫する」。お人好しな大学生、金坂澪のもとに届いた宛名違いの動画。それが脅迫屋・千川完二との出会いだった。千川たち脅迫屋チームと数々の事件に巻き込まれていく澪。両親の事故死に隠された秘密や、祖父である大物政治家・轟雄之助の絡むテ
ロ事件にも対峙する。千川に反発していた澪だが、幾度も助けられ、脅迫に隠れた優しさを見るにつれ、心の距離を縮めていく。千川にとっても澪は特別な存在に。だが千川には恋人、来栖稚奈を殺した“善意の犯罪集団”雨垂れの会への復讐という目的があった。稚奈の兄スナオも加わり、ついに雨垂れの会の黒幕との対決の時が訪れる。そして澪に支えられた千川は憎しみに呑まれることなく黒幕との戦いを制した(1~4巻:講談社タイガ)。――それから1年、彼らの慌ただしい日々は続いていた。ある日、スナオが「脅迫になるかもしれない依頼」を持ってくる。
この作品はNOVEL DAYSにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-12 06:44:41
42629文字
会話率:54%
私は街のしがない探偵。
一通の脅迫状が届いたのだ。
愛する家族を守るために、犯人の要求に応じていくが…。
最終更新:2018-01-09 00:20:29
2926文字
会話率:15%