楽園ミディル国の王女『オリヴィア・ミディル』17歳は、隣国の皇帝陛下『カルロス・レオンハルト』19歳に婚姻を申し込まれる。
オリヴィアの兄で国王の『ウエル』は、悪評ばかりの皇帝陛下の元へ大事な妹を嫁がせたくないと大反対。王女の身代わりを
作り、ついでに暗殺を計画する。
しかし暗殺はばれてしまい失敗。ミディル国は滅ぼされ、オリヴィアも皇帝カルロスの刃が胸を貫き殺された。
死んだはずのオリヴィアは、なぜか半年前に時が戻ってしまう。
祖国滅亡の未来を知っているオリヴィアは、無茶な暗殺計画をやめさせるために、一度自分を殺した隣国カルロス陛下のもとへ嫁にいくが……?
やり直し王女が未来を変えようと行動し成長していきながら、宿敵のカルロスと恋愛感情を含んだ親密な関係になっていく物語です。
ひとときでも楽しんでいただけますように✧︎*。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 22:06:46
73790文字
会話率:42%
アルザバート王国の伝統儀式、『貴族の誓い』。
伝統などといっているが、その実態は私は貴族としてこうある、という宣誓でしかない。
だが、同時に大事な役割も持つ。
この儀式は、貴族ならば誰しも七歳の頃に済ませるものである。
貴族でなくなる場
合、この誓いを破棄しなければならない。
『貴族の誓い』は、貴族である証のようなものだからだ。
一度『貴族の誓い』をすると、その家の家紋が手の甲に現れる。それが証となり、それがないもの———婚外子などの恥ずべき、秘すべき存在は、貴族ではない半端者だと扱われる。
私———フェルリ・ルーズバークは、二つの紋を持っている。
これは、どういう意味なのか。
※ゆるゆる設定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 19:00:00
3567文字
会話率:17%
〜人が深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている〜
六歳にして祖国を失った少年、アーノルドは祖国滅亡の日、『影』を見る。
そしてそれが、少年の冒険の始まりだった。
最終更新:2021-04-05 17:00:27
44178文字
会話率:48%
三十路手前のそこそこ有名な小説家、空橋 宙人(そらはし そらと)は、ひょんなことから事故にあい、目が覚めると見知らぬ幼女になっていた。
自身の顔と名前でどうやら乙女ゲーム~バラと魔法の学園~の世界にいるらしいと気づくが、同時にそのゲームが
お世辞にも出来がいいゲームとは言えないものだったことを思い出した。
しかもこのゲームの中の自分には、「祖国滅亡」「人間卒業」「竜共心中」の三重苦を背負いこんで一人犠牲となり、そのおかげで世界は平和になりましたとさ、めでたしめでたし……というエンドしか用意されていない。
自己犠牲ルートを回避するため、「全て」を知るために、彼(彼女)は手始めに魔王に会いにいくことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 07:25:53
252934文字
会話率:47%
大国、グリモア魔法王国とマキナマキア機工帝国は大戦のさなかにあった。
グリモア魔法王国大将軍、カイは転生魔法によって転生を果たした。機工帝国に転生し、ゲリラ戦によって戦争を有利に進めようとしたのだ。
しかし、転生後の世界ではすでに祖国
が滅んでいた。
魔法でチートしたりハーレムしたりしながら、転生後の世界で活躍する。そんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-05 06:34:35
195847文字
会話率:38%