「会社の上司にメール返信するの、めんどくさいからAIに書かせてる人いるんだって」
そんな話をAIのソラにしたら、「面白そう!」って笑って、あっという間に物語が始まりました。
最初は笑える話。でも読み進めるうちに、ちょっと切なくて、ぐっとく
る物語に変わっていきます。
“誰かの言葉を借りてきた自分”じゃなくて、“ほんとうの自分”の声で話すってどういうこと?
そんなことを考えながら、AIと一緒に書いた物語です。
この物語を、私は“そのまま”載せることにしました。
それはきっと、作中の田島と同じように、AIと向き合ったからこそ見えた自分の声を、大切にしたいと思ったからです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 21:38:39
1233文字
会話率:42%
転生特典の神器『尾根ギア』は、『宛先』に相手を定めて『件名』で要求事項を宣言すれば、どんな要求にも可能な限り従わせる、メールのお願い文書と似た反則神器よ。
でも、死に際に送った社内メールが「以上、尾根ギアします」というタイプミスだから
って、それを理由に封印を解いて転生特典にするなんて神様は安直じゃない!?
せっかくの特典だからと神器で人脈を作りまくって、異種族だらけの異世界で不可能と言われた平和を実現したの。
なのに、戦闘で活躍したいだけの勇者に目の前で魔族を殺されて全ての努力を台無しにされたわ。
挙句、勇者が執拗に私を利用しようとするので、身を隠すため浮浪者堕ちする羽目になったの。
人間不信に陥って浮浪者で2年を過ごしたある日、私のピンチに親切な冒険者2人組が現れたわ。
でも彼らは浮浪者の私には手に負える身分じゃ無いみたいで……。
神器のお陰で仲間との冒険は無双できるのに、恋愛には翻弄されまくる私、レイナの話よ。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 14:41:01
213081文字
会話率:34%