子爵令嬢である私、チェルシー・スウィフトに仕えてくれている十八歳の青年クルス。ひょんなことから彼に異能の力が開花した。
それは、人の頭上に花が浮かんで見え、その花言葉によって他者の心がわかるというものだ。
強盗の嘘を花で見抜くなど、それなり
に能力を活用していたクルスだけど、ある日、伯爵令嬢であるジュリアさんに彼への愛を示す真紅のバラが咲いているのを見てしまう。
クルスのことを好きな私はそれを知り、焦るあまりにジュリアさんの屋敷の門を叩く。
そこで知ったさらなる真実とは──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 17:15:03
16312文字
会話率:35%
1973年12月。
15才のわたしが「愛の十字架」の世界観を小説にしました。
真紀…17才、秀樹…18才。
残酷な運命に翻弄されるふたり。
愛するがゆえの結末。
なぜ、真紀は待てなかったのか。
愛の十字架を背負って生きていく…。
最終更新:2019-03-21 23:50:30
2788文字
会話率:26%
告白した僕に彼女は、カクテルで自分のことを口説いてと言った。カクテルを題材にしたストーリー。「シンデレラ」という以前投稿した短編の後日談になります。なるべくなら、先に「シンデレラ」を読んでいただいたほうが、より楽しめます。
最終更新:2007-09-12 15:19:03
2371文字
会話率:45%