道術を使う娘、冥(めい)は、ある目的をもって、皇太子の相手をする萌宮(ほうぐう)に上がる。
目的のためには、あらかじめ敷かれている道術のルートを、たどらなければならない。
第三皇太子に冥華(めいふぁ)と名をもらった冥は、身分を隠して街を
行く中で、三人の皇太子と出会い、お互い信頼を育んで行く。
そして明らかになる、目的と過去。
これは、残酷な掟と、それを覆さんとする女たち、そして皇太子たちの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 06:02:49
81146文字
会話率:50%
恋愛小説でありがちな役職、侯爵令嬢である「アリア」は、皇太子を妹に寝取られ、濡れ衣を着せられ婚約破棄をされ、さらに島流しの身となる・・・
しかし、令嬢でありながら戦いを好み武を重んじる粗暴で戦闘狂のアリアは、この程度ではひるまない。
その脅
威の戦闘能力で、島の先住民を悩ます害敵を排除し、リスペクトされ、数年後・・・
島の女王として再び皇太子たちの前に現れる・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 00:00:00
57152文字
会話率:37%
俺様はラインベルク伯爵の第13代当主だ。
まあ、なんつうか――庭の自宅警備をしていたら、たまたま異世界に通じる入り口をみつけちまった。
そういえば、呼び出した連中の国名は聞いたけど、ここは一体どこなんだ?
いや、聞かない方がいいな。
全
く碌なことが起こりやしない。
どいつもこいつも、俺の貴重な引きこもりの時間を何だと思ってやがる!
俺様は、誰かに顎でこき使われるのが大っ嫌いなんだ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 15:00:00
39171文字
会話率:21%