大好きなおじいちゃんとその棚田、そこで採れたおいしいお米。
祖父母が亡くなり担い手がいなくなった棚田を復活させたい、陽子はその思いに突き動かされます。
田舎の慣習に縛られながらの山の棚田をめぐる様々な経験。
ある時、陽子は棚田で米作り
をしたくて移住してきた良太と出会います。良太がいれば棚田を生き返らせることができるかもしれないと陽子は考えます。
おじいちゃんの棚田はどうなるのか。思い続けることだけが陽子にできる唯一のことでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 18:00:00
19597文字
会話率:45%
東京の大学を卒業して故郷である九州の小都市山月市に帰って来たデザイナーの真柴。
女優を目指して東京へ行ったが、夢破れて故郷に帰って来た冴子。
親の跡を継いで税理士、司法書士になった滝沢。
市役所、観光協会、商工会等の団体やJC、YEGといっ
た組織、それにいろんな市民団体が絡んでの街おこし。
理不尽で民主的でない田舎の慣習と戦いながらの悲喜劇!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-10 01:28:15
100538文字
会話率:40%
東海林 早苗(とうかいりん さなえ)の故郷には、冥婚の慣習がある。
未婚のまま死んだ子を、絵馬の中で結婚させ寺に奉納する、「婚姻絵馬」と呼ばれる慣習が。
結婚の報告に、婚約者と共に10年ぶりに郷里に戻った早苗は、自分がいつの間にか、別れたか
つての恋人の冥婚の相手にされていたことを知る。
「重婚は、許されない」
そして、得体のしれない恐怖が、早苗を襲う。
その恐怖の正体は心霊なのか。生きている人間の狂気なのか。
※この話は作者の故郷に実在する慣習を元にしたホラーですが、完全にフィクションです。実在の人物・及び土地は関係ありません。
※慣習も適当に弄ってあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-25 22:48:30
104684文字
会話率:30%
古い田舎の慣習を嫌って都会でエンジニア(精製士)として働いていた隆志は、或る日故郷の家族から「成人祝をやるから帰って来い」と言われる。しかし、嫁を世話して貰えるかも?という淡い期待は裏切られ、目前にいるのは恐ろしげな鬼だった。
突然書きたく
なって書いた、異世界短編ファンタジーです。
同じ設定、というか純粋に続き物として「エンジニア(精製士)の憂鬱」の連載を始めました。
※Arcadia様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-07 20:00:00
2138文字
会話率:24%