【狂気を、信念を、無惨な結末を、己の力に変えて】
「人間」と「モンストルム」。魔法を使用する多くの者と、魔法を生まれつき使えず、代わりに黒き異形「ピーズアニマ」を持つ者達が存在する世界。モンストルムの少年、ルークスは母の死をキッカケに、多
くモンストルムが暮らす「非・魔法都市ウォルテクス」にやってくる。そこでルークスが出会ったのは、モンストルムの成れの果て「モルス」と、モルスを処刑し救済する、「ギロティナ」という組織の人達であった。
人間と呼ばれぬ者達の、優しさと狂気。
そしてそれは、ルークスとて同じ。
童話や有名小説などをモチーフにした、歪んだ世界の王道かもしれないダークファンタジー。
※カクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 22:00:00
6523文字
会話率:39%
私、クオード=ミーラ・ツインテインは王子から婚約破棄をされ……そうに、なりましたわ。
なぜ『されそうに』なのか、ですって?
そりゃあもちろん、破棄される前に私が棄ててやったからでしてよっ。
私が愛しすらした王子を捨てた理由。
そ
れは、【彼女】との約束を守る為。
その為に私は医者となり生きていきますの。
ですのに、私が逃亡した先の街で『魔物災害』が起きまして……。
そんな、まだ医者となってから長くありませんのに。
こんなのって、酷くありませんか!?
……ですけれども。
私、絶対に諦めませんわ。
絶対に救ってみせますのよ――っ!
※短編『悪役令嬢だからって、甘く見ないでちょうだいっ!』の連載版です(短編のものとは感じる雰囲気が違うかもしれません)。
※一話目の冒頭部が短編版を改稿したものとなっております。
※間話はとてもとても短くなっておりますので、ご注意ください。
※本作はカクヨム様でも投稿しております。
2020年8月4日 完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 12:27:07
36770文字
会話率:23%
プリマヴェーラは公爵家の有名な才女。
厳格そうにみえて子煩悩な父、穏やかに見えて割と強かな母、大人しい妹エスターテ。そんな人達に囲まれて、そこそこ楽しい生活を送るプリマヴェーラ。
年も家柄も釣り合った、見目も能力もいい素敵婚約者を見つけて人
生薔薇色のはずだった。
エスターテは公爵家の目立たぬ次女。
厳格そうにみえて子煩悩な父、穏やかに見えて割と強かな母、いっそ神々しい程に秀た姉。そんな人達に囲まれて、そこそこ楽しい生活を送るエスターテ。
良く知らぬ人から姉と比較され、蔑まれるのはいつものこと。家族は優しいし、何も気にすることはない。
だが、プリマヴェーラの婚約者を、エスターテは好いている。
叶わない恋に嘆き悲しみ、自分を卑下するエスターテに、周りは一切気付かない。
そしてプリマヴェーラは一言こう言ったのだ。
「私を一度憎みなさい」と__________。
王道で王道な王道かもしれない話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-29 20:19:44
3372文字
会話率:0%
美しき芸術の国、文国。勇ましき武闘の国、北国。感情の起伏の極端に少ない微快楽主義な"銀の女王"。怜悧冷徹超現実主義な俺様王太子、通称"黒獅子"。二つの国の運命が交わるとき、二人の物語もまた、幕を開ける
───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-19 23:00:00
18194文字
会話率:36%
いつものように、河川敷を歩いていると不良に絡まれる、|吉良沢吉人《きらさわよしと》。
しかし、全然身に覚えのない理由で脅され、リンチされそうになる。
もう、殴られると覚悟し目をつぶった瞬間、不良の悲鳴が聞こえた。おそるおそる目を開ける。する
と、そこにはさっきまで吉人を脅かしていた不良達が伸びていた。
その真ん中に真黒な男がいて、男が急に怒鳴りつけてきた。
そして、茫然としている間に、異世界に連れてかれ、置いてきぼりにされた。
そこで、男が帰ってくるまでの半年間、生活することに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-16 10:03:16
21912文字
会話率:43%
突如現れた謎の化け物相手に、美少女達が西へ東へ大活躍!!何故かどこにでも現れ、誰がどんな手段を講じても、一向に足取りも変身前の姿も追えないミステリアスな彼女達の正体とは―?意外と王道かもしれないコメディです。註)普通の魔法少女モノがお好きな
方には寧ろお勧めできません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-05 00:07:08
23699文字
会話率:36%