歴代国王が愛した辺境の地に、アリスティアという貴族の女性がいる。
男性よりも長身で、畏怖の象徴とされる黒髪を持ち、眼つきが鋭く、無口で不愛想な上に、筆不精。
中央では『辺境の魔女』と呼ばれており、権力争いを陰から支配しているとさえ言われてい
る。
そして彼女に仕えているのは、アリスティアに絶対の忠誠を誓う元聖騎士の肩書を持つミーア・ルーベルク。
そんな二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 08:00:00
11623文字
会話率:27%
目を覚ましたら悪女と謳われたとんでもなく素行の悪いロイリーヌが同じベッドで寝ていて私はショックを受けた。
昨夜寝た時は確かミシュリーだったはず。酒を飲みすぎて間違ったらしい。そんなバカな!
それを口にすればロイリーヌは泣きそうな顔で逃げて
いき、私は頭が真っ白になった。
しかしこうなった責任は私にある。手をつけてしまった以上結婚は免れない。
そうして結婚してみたが彼女の意外な一面を見てしまい……?
※ゆるっとした気持ちでお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 12:35:28
23494文字
会話率:30%