物語の登場人物がひどい目にあったり、いやな思いをしたりするのを見るのがきらいだから、物語がきらいだと言う男の子。
読んでみるまでその物語が『登場人物がひどい目にあったり、いやな思いをしたりする』話なのかどうかも分からないからという理由で、物
語そのものをきらっています。
男の子は、物語がきらいなまま成長していくのですが……
一人称視点で書かせて頂くのは初めてです。読んでもらって、何かを感じて頂ければ幸いです。もっとも、この男の子のような人はそんなにいないでしょうが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 07:00:00
3828文字
会話率:0%
帝都で職業婦人をしている朱莉は、ちまたを騒がす怪異に襲われているところを黒髪の秀麗な青年に救われる。しかし青年は朱莉にひざまずくなりきらきらした顔で言ったのだ。
「僕のご主人様になってください!」
彼は神魔魍魎が書物に綴られることで奉られ
た存在、言神(ことがみ)だったのだ。朱莉を主に選んだという青年言神、智人に言いくるめられた朱莉はとある社の管理人をすることになったが。その社はどこからももてあまされていた問題山積み社だった!物語嫌いの朱莉が、一癖も二癖もある神様たちに振り回されたり振り回したり手なずけたりする大正風浪漫ファンタジー!
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 19:00:00
132605文字
会話率:40%