宰相の一人娘である私、ジェニファー=レイヴィンは、学院の卒業パーティーで婚約破棄を宣言しました。
相手は子爵令息のアンソニー=ローゼンメイデ。政府勤務の男ですわ。
私はアンソニーがいかに婚約者である私を蔑ろにし、馬鹿にしてきたか、
そして私の従兄妹であるジャレットに嫉妬していかに彼を苛めたかを滔々と説明した。
しかし何故か誰も私に賛同してくれない。
そこへ宰相である父親が現れて、私はダンスを一度も踊る事なく、家に連れ帰られてしまった・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 19:00:00
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