何も守れなかった……
魔物共の嘲る笑い声。痛感する己の非力さ。信頼に至る仲間を失ったラグファは逃げるように王都を去った。数年後、ラグファはかの地に舞い戻る。王国からの命を受け、彼は世界のどこかに隠された魔導書を探す旅に出る。旅の最中、ラグ
ファは魔物に遺恨を抱くという吸血鬼の少女と出会う。
ーー己が無力に打ちひしがれる者よ……憎しみに溺れる者よ……我が力を貸してやろう。
魔物が闊歩するこの世界で、ラグファは一度は消えかけた自らの心に再び炎を宿す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 23:30:56
9835文字
会話率:48%
人類最強『四天のビスマルク』率いる東方軍は異民族との戦いを繰り広げていた。その東方で傭兵団を営んでいる団長エリス。資金繰りに窮していた彼女の元に、ある依頼が舞い込む……。『炎狼』エリスと、ダメ男クィントス。二人の出会いが導くのは帝国の破滅か
、再生か! これはある名も無き子供の母と父。そんな夫婦についての始まりの物語(ラブロマンス)。
……かもしれない。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 03:29:31
102862文字
会話率:13%
ギルド長の娘――ミアの朝の着替えを手伝おうとしたロルフに返ってきた言葉は、罵倒だった。
「いい加減大人になった私を見なさい、知りなさい、理解しなさい、その体の頭からつま先まで。二度と忘れないで。……忘れたら、ぶっ殺すわよ」
執事とし
て彼女の世話をするのは大変だ。なにをしても辛辣な言葉が返ってくる。
おまけに、最近巷で噂になっている「炎狼」とかいう化け物になった美女を説得のために抱き締めたら、美女の炎で身を焼かれて死にそうになる始末。他にも「竜」になった美少女に竜の爪で体を差し貫かれたり。命がいくつあっても足りない。
蛇に噛まれて死亡し、せっかく異世界に転生できたというのに、待っていたのはミアの執事としての人生で何度も死んだり死にかけたり。
――これは、異世界の美少女たちに殺されながらも、一人の少年が愛されるはずの物語。あなたも、何度も殺されるほどに美少女に愛されたくないですか?
……ちゃんと愛されますよ? ちょーっと重くて、過激なだけで。
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※2023年8月5日より、毎日更新中!
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lit.link(https://lit.link/tuzitaen)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 17:12:19
102231文字
会話率:45%
炎狼の抱擁 番外編
飢えが治らず、狂ったように求めそうになってしまうレイス。ヴァルディースはそれに優しく応える。
炎狼の抱擁 5.1章から、エピローグのまでの間、ヴァルディースとレイスの関係が、どう変化したか、描いていきたいと思います。
番外編ですが、むしろこちらがある意味本編かもしれない。
エブリスタで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 11:04:01
23186文字
会話率:35%
闇の化身×神殿祭司と孤児の少年の懺悔と家族愛のファンタジーBL
孤児の少年ナガレと暮らす神殿祭司ファランのもとに、ある日素性の知れない顔だけはいいポンコツ男がやってくる。同時に長く離れていた隠密組織から討伐されたはずの闇の一族が接近してい
ることを知らされ。
R-15Gくらいの描写があります。
炎狼の抱擁シリーズと同一世界観ですがこれのみで完結予定です。
エブリスタで先行公開している分からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-23 14:39:34
43868文字
会話率:34%
故郷に帰ってきた途端、レイスは家族から祝言を挙げるように強制される
炎狼の抱擁番外編
ヴァルディースとレイスの結婚式エピソード
最終更新:2018-08-06 12:47:47
17413文字
会話率:38%
カイザーシュラハトの勃発から数カ月。
神聖帝国の反撃。 南部攻勢。 包囲・逆包囲。
山岳の戦い。 炎狼大同盟。
クロウシュタット帝国と神聖帝国は
兵の動員、徴兵を進め、更に規模は拡大し、
他国に飛び火していく………。
夢追う旅路の片手間
に作っていた皇帝の戦いが
かなーり溜まったので出していきます。
前作、皇帝の戦いがありそちらを見ないとついて
いけない可能性があります。
素人の拙い文ですがどうかよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-28 22:16:30
13385文字
会話率:39%