今年で婚約してから10年。お互いに15歳になりました。
私はエレナ・クラメット公爵令嬢。彼はリーズ・ヴェルロード王子です。
幼いころから共に育ち、共に遊び、共に学んできました。
彼は性格は苛烈ですが女性には優しく、見目の良い、支えるべき次
期国王様です。
しかしそんな誕生日を祝う夜会で、突然彼から婚約破棄を言い渡されました。理由は荒唐無稽なもので到底受け入れられるものではありません。
曰く、私たちは前世でも夫婦だったと。それも喧嘩が耐えないものだったそうです。それを思い出してしまった王子として、「今更もう一度私を愛し合うことはできない」とのこと。
意味が分かりません。私にはそんな記憶はありません。ずっと支えるつもりだったのに。
さらに彼は既に"真実の愛"を見つけたと言われます。私との婚約を解消して、その娘……あろうことか男爵家の娘と結婚すると。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 12:53:05
5090文字
会話率:40%
生まれの茨城では負けしらず。今日もリーゼントをキメて相棒のバイクにまたがり、さあ通学だ。
俺の名前は前川綺羅斗。背中に『無敗』を背負う特攻服が俺の学生服でもある。俺はいつも通り学校へ行こうとバイクを走らせていたら、不思議な光に飲まれて玉座っ
てやつの前に連れてこられた。
その玉座に座るのは女魔王エンステラ=エレトリア……のはずらしいのだが、見た目だけならまだランドセルが似合う年頃だ。
以前人間の討伐隊と戦った際「浄化の魔法」とやらを使われ身も心も見た目通りのガキに変わっちまったらしい。そこで俺に「魔王として悪人らしく教育してほしい」と側近の連中に頼まれてしまう。
……クールじゃねえか。魔王を育てる? いいぜ俺は最強最悪の不良、前川綺羅斗様だ! この世の悪を最高の出来に仕上げてやるぜ!
原案:アザとー
執筆:柴見流一郎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-05 17:39:18
11043文字
会話率:52%