《昔々、とある国に白く美しい髪を持った心優しい王女がいました》
悲しみの歴史の中心にいる氷の王女、オフィーリア・バラク。
これは、彼女がまだ、心優しい王女、オフィーリア・レヴィンだった頃のお話。
王女が生まれた時代は、半端者への人
々の偏見が強く、半端者や交ざり者を奴隷にしている貴族が何人かいる、そんな残酷な時代だった。
そんな時代の中で王女が求めたのは、永遠の愛か、それとも永遠の悲しみか。
そして、後に王となったカストル・レヴィンは、何故半端者の王と呼ばれるに至ったのか。
あなたに会いたい。
決して忘れられないその思いが、後に王女から笑顔を奪う。
悲しみの歴史は、ここから始まっていた。
これは、氷の王女と半端者の王の出会いの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 14:25:47
31845文字
会話率:14%
かがやきはゆらめきを探す旅に出た。……泣き虫なゆらめきを永遠の悲しみから救い出すために。
最終更新:2020-08-23 22:42:03
2193文字
会話率:0%
遥彼方様
「ほころび、解ける春」企画参加作
* * * * * * *
初老の男(泣きながら)
「お前は お前は やはり恨んでいるのか
済まない
あの時 私が手を放しさえしなければ
許してくれ
許してくれ
本
当に 本当に 済まなかった 」
* * * * * * *
ざんばら髪の男(口許を歪めて嗤いながら)
「ああ、嬉しいねぇ、最高だぜ!」
* * * * * * *
白い顔の女(無表情で)
「アンモビウム
花言葉は 『不変の誓い』
そして……『永遠の悲しみ』」
* * * * * * *
無数の白いぶよぶよしたものが、寄り添い、ねじれあい、一つの巨大な生き物に変じる
???(底無し穴のような巨大な口を広げ)
「はぁああぁぁぁぁぁ」
* * * * * * *
ビルのように巨大な白いヒトガタを目前にざんばら髪の男、不敵に嗤いながら呟く
「……真の名にて
乞い奉る
かりそめの身を棄て
本性現せ…… 」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-28 10:00:00
21943文字
会話率:28%
えんどうの花言葉は永遠の悲しみ
最終更新:2016-11-30 12:41:20
1249文字
会話率:21%