吟遊詩人ユバルは、金色のたてがみ持つ栗毛馬のひとつ星を供に、竪琴を抱えて王国各地を歌い歩きながら、詩人として名を揚げはじめていた。ユバルの大きな目的のひとつは、『失われた物語』と呼ばれる散逸物語の完全な姿を取り戻すことだった。
王国中
央に広がる森のどこかに、歌と古代語で会話する民「歌い人」の里が隠れている、という噂を聞いたユバルは、『失われた物語』の手がかりを求めて里をめざしていた。里に入りこむ鍵となるまじない歌を探しだし、歌い人の里にたどり着いたユバルは、里長の娘ノアと出会う。
ノアは、歌い人の生まれでありながら歌が下手なために、里ではみ出し者扱いを受けていたが、歌や物語の数は誰よりも学び覚えていた。ノアと協力して里長の試しを乗りこえたユバルは、『失われた物語』冒頭歌を記憶したノアを新たな仲間に、物語の残りを求めて旅を続けていく。
本作は2015年~2016年に母校の文藝部誌に投稿していた作品を加筆訂正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 19:41:08
66142文字
会話率:40%
高校2年生の有栖川琉生は歌が下手な事がコンプレックスで、カラオケには行かないようにしていたが、気になる子に誘われてしまい行くと約束してしまった!
そこで中学の時に仲が良く自分が歌が下手なことを知っている友人達をつれて歌を練習しにカラオケ
に行ったのだが…
誘った本人である琉生が初めに歌ったのだが、皆に笑われ逆にお前らの歌を笑ってやるよ!と思いみんなが歌い始めたのだが、それは琉生が思っていたものと違っていた…
なんでお前ら歌が上手いんだよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 11:23:37
2517文字
会話率:70%
退屈な毎日を送っていたマリーベル。
夫の無関心に耐えながらも、心は何処か鬱屈と晴れることはない。そんな彼女の趣味は歌を歌うことだった。
その歌を、ガルーダと呼ばれる鳥の姿を持った青年がたまたま聞いた。歌がへたくそな彼は、その歌がとてつもなく
魅力的に感じてならなかった。
二人の物語は、そんな偶然から始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 12:39:38
6592文字
会話率:2%
歌が下手なカエルとコオロギのお話
最終更新:2014-11-29 21:41:47
906文字
会話率:58%
歌が上手な兎のイチと、歌が下手なツギ。仲良しの二羽はある日空腹に苦しむおじいさんと出会いました。二羽はおじいさんを助けてあげようとしますが……。
どうして月に兎が住むのか。仏教説話を元にして物語を書いてみました。
最終更新:2013-11-23 22:18:34
7069文字
会話率:31%
庶民的な騎士、腕っ節の強い魔女、歌が下手な吟遊詩人、発明好きな狩人。報酬に目がくらみ、王様に集められた四人は魔王討伐に出掛けます。
最終更新:2013-11-17 21:00:00
13779文字
会話率:57%