弓杜町。
ずいぶん昔に雑誌やメディアに紹介された怪奇現象の多発地区だ。
そこに住むオレ、春日日和15歳。『真心練気道』の道を極めるためにからすま道場へ通うまじめな高校生だ。
師匠の名は轟あえか様。もち、女性だ。年上の大和撫子。男なら一生
を捧げても惜しくはない。いや、という言うか、オレが惜しくない!
二人だけしかいいない道場で、今日も師匠の鼓動が耳に届く。
とくん。とくん。
緊張してるのかいハニー? オレの胸ならいつでも空いてるぜベイベー!
さあこの手を取って! そして、そしてそのチチを! オレのこの手に! ビバ! 美しきCカップ! 伸びろオレのダイレクトハンドォォォ!
あれ? おかしいな。どうして世界が回って――
「ごふっっっ!!!」
注意。この小説はコメディです。決してよい子はマネをしないでください。
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※自サイトのオリジナル小説の転載です。
転載完了済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-12 19:51:12
163296文字
会話率:47%