勝者のいない痛みだけが残った戦いで、国が滅んで数十年。
戦いを生き延びた人々は、固く丈夫で強固な防壁に囲まれたシェルターの内側で暮らしていた。
襲い掛かるは、動物を、昆虫を、植物を、あらゆる生き物を遺伝子操作し作られ自らが生きるための殺し喰
らう巨大な生物たち、生体兵器。
時として個で、集団で襲い掛かってくる生体兵器に対し、人々はシェルターの周囲に前線基地を作りその死の波を食い止めていた。
過去の生活の面影が残る廃墟で、
激しい戦いの痕跡の残る戦場跡地で、
人がいなくなったことで育つ大自然の中で、
現在を生きる人たちによって作られた前線基地で、
人々を守る盾として戦う一般兵と生体兵器を狩る矛として戦う精鋭は今日も武器を持ち怪物たちと戦う。
カクヨムにも掲載。
基本1章で1物語の終了式、多主人公の短編集。1話2000字前後。現在18章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 14:00:00
1988386文字
会話率:53%
ある日、俺はアンドロイド(?)を拾った。いや「拾った」という表現は少しおかしいか。相手は意思を持って、「付いて来た」。それも打算的に……
このアンドロイドが何なのか、何が目的なのか、誰が作ったのかすら俺は知らない。でも、知りたい訳では無
い。「ここ」には「彼女」が居て「現在(いま)」を過ごせてる。それだけで十分だ。不自由なんて何一つ無い。
こんな平和な話をここに書き記そうと思っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 12:00:00
21867文字
会話率:56%
新たなVRMMOの発売から半年後、一人のプレイヤーがそのVRMMO へと参入する。
与えられた戦車として使える車両はとんでもない物だったが、スタート地点はそれに輪をかけた場所だった?!
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感想お待ちしております。
誤字、脱字在りましたら、感想の一言へ御願いします。
尚、この作品のベースはとあるゲームをモデルに独自解釈を加えた完全なオリジナル作品であることを明記すると共に
類似した作品の指摘を受けたとしても、その作品を読んでから書いた事がない事も併せて明記します。
*上記文章はパクリ作品ではない事を示す個人表記で作品のあらすじには何等関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-05 13:03:28
102842文字
会話率:19%
2020年、東アジアにある小さな島国、日本いや、後の新生大日本帝国軍が中国へ攻め込んだ。
時は遡る。
2017年、日本国はアメリカ軍基地の撤廃の交渉に成功し、翌年の2018年には、日本にはアメリカ軍隊は完全に消滅していた。そして、日本国憲法
第9条を撤廃し、軍隊を持ったと同時に平和主義も撤廃した。
同年の12月に中国船が沖縄周辺に現れ、日本の漁船などに挑発的行為を行い始めた。日を重ねる度に船がは過激していき、ついには軍艦までもが現れるようになった。
そして中国軍艦は沖縄に対して対地ミサイル攻撃を開始した。約1時間の奇襲攻撃を行った後、本国に戻って行った。そして、この日から人類3度目の悲劇が繰り返されようとしていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-17 21:21:59
55396文字
会話率:60%