エンプティドールと呼ばれる機械人形が存在する未来。
エンプティは人間と全く同じ見た目だが、人間以上に美しい。世界中のステーションに常駐され、専用端末を使えば、いつでも、どこからでも、ダイヴする事が可能となる。リアルでの人の移動が不要と
なった世界で、自分の体と同じ様に操作が出来るエンプティは、人々に受け入れられていた。
最大獲得賞金二十億以上の競技エッグマンが行われた。そこに出場するエンプティパイロット世界ランク第七位のホワイト・ベル。ベルの同居人のネオン。ネオンの知人のカグヤの三人。エッグマンには、ベルと同じ世界ランカが四人も出場していた。更に、ベルが過去の仕事で関わった、知人の姿も。
エッグマンは、エンプティドール同士で戦い、卵を守りながら相手の卵を壊す競技。運動能力が人間以上のエンプティ同士で行われる試合に白熱する観客。
架空の競技エッグマンを真剣に書き切った本作。正気の沙汰とは思えないが、正気で書いていた方が怖くなる。エッグマンを通じて書きたかったのは、エンプティドールの運動能力の限界らしい。狂気に満ちた本作は、意外にも盛り上がりを見せてくれるはず。
結末はいかに?
注意 エッグマンという競技を書く為に、三人称で、また、視点が何度も変わることになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 20:00:00
156157文字
会話率:21%
平民のジョナサンは、異世界の記憶を垣間見ることの出来る者、通称「夢渡り」である。
通常、「夢渡り」の人々は、その知識を用いて数々のイノベーションを巻き起こしてきた。
しかし、ジョナサンが引き継いだ記憶は、冒険で活躍したり、生活を一変させたり
する「便利」な記憶ではなかった。
とは言え、ジョナサンにとって、そんなことは重要ではない。
何故なら、ジョナサンの興味を惹くものはただ一つ、この世界で伝統的に親しまれてきたスポーツである「デュアルフット」のみ。
これは、そんなジョナサンがスポーツにひたすら邁進していく末に英雄となる物語──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 05:14:16
172696文字
会話率:36%
世界死んだふり選手権こと、「Pretend dead world championship」。通称「プリ選」。
その「プリ選」で幾度となく現れては優勝を重ね、ついには五連覇を果たした「死んだふり界のレジェンド」と呼ばれた男がいた──
男は、今年も一年に一度開催される「プリ選」にエントリーし、一回戦の相手と対峙した。
試合は混戦を極め、いつまでも死んだふりでいる両者。判定になり、辛うじて勝利した男は──プリ選界のレジェンド、「紺野 セイン(こんの せいん)」であった。
判定が終わり、普段なら両者が立ち上がり握手を交わす。しかし、この時相手の男はいつまで経っても起き上がらず!?
※世界死んだふり選手権は架空の競技であり実際は行われておりません。「プリ選」も架空の名称です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 22:29:56
4119文字
会話率:45%
御剣剣太郎。ついこの前まで、普通の高校生になるはずだった少年だ。彼は、入学式の日にひょんなことから美少女と出会う。彼女との出会いが平凡だった彼の日常を非日常へと塗り替えていく。剣太郎は"ソードロード部"という部活に誘われ
、未知の競技"ソードロード"へと身を投じていくことに。その競技は、宇宙人が人類の技術を遥かに超えたオーバーテクノロジーを元に創った競技だった。そこには物理法則を超える超能力を用いた戦いが待っている。
これは、架空の競技"ソードロード"を舞台にした彼とその仲間たちの非日常な日常を描いた物語。
現在、執筆速度少し低下中です。
お許しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-23 00:21:03
319543文字
会話率:28%