益子藤治(三十歳フリーター独身)は、北海道胡蘭市ご当地ゆるキャラ〈コラン君〉の着ぐるみの中の人である。
藤治は〈コラン君〉の姿で路上営業中、急に現れた野良猫を踏んづけてつまずく。
そして勢い余って道路に飛び出した所をトラックにはねられ
てしまった。
死を覚悟するほどの激痛に意識を失い、次に気が付くとそこは見知らぬ森の中。
呆然としている所へ先程踏んづけた猫が現れて突然喋りだす。
「僕のせいで死なせちゃって悪かったね。お詫びに流行りの異世界転生をさせてあげたから、自由に生きていいよ」
「まじかよ……ちょっと待て!この着ぐるみ脱げないんですけど!てかなんか体と同化してるんですけど!」
こうして藤治はエゾモモンガとオジロワシをモチーフにしたゆるキャラ、〈コラン君〉の姿となって異世界に転生した。
森で出会った妖精の少女や竜の幼女を旅の道連れに、藤治の探索が始まる。
※北海道胡蘭市は架空の地方都市です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 19:00:00
905469文字
会話率:26%
この物語は、ジャパンという架空の国のプリンセス市というこれまた架空の地方都市にある、ダーティ・ケアプランという架空の居宅介護支援事業所に所属する新人ケアマネジャーである、ウサギのケアマネという謎生物「ウサマネさん」の日々の努力?と成長?と勇
気?を描いた、愛?と感動?の物語である。
たぶん、きっと、おそらく、メイビー。
※この物語はフィクションです。日本という国の法律や制度、機関、団体名や名称などが出てきたりしますが……誰がなんと言おうとフィクションです。そこのところはくれぐれもヨロシク。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 19:00:00
24086文字
会話率:41%
「もう彼に関わる事はやめるつもりで、僕はバイトを辞めた」──逃れども青年に付きまとう”あの男”の影。街に異変が起こり始めたのは、それから間もなくだった(表題作)。街に潜む漆黒と、異界の存在に翻弄される人間を描いた連作奇譚集。架空の地方都市・
小暮市を舞台に伝承と現実が交錯する。
初公開
「化物怪奇譚」…2022年2月15日~3月4日(Twitter)
「蜘蛛」…2022年3月5日~21日(Twitter)
「神」…2022年12月10日~17日(note)
「水晶球の双魚」…2023年1月4日~10日(note)
「龍王」…2023年2月11日~19日(note)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 18:43:04
146281文字
会話率:39%
2018年の日本、架空の地方都市夜見川。優しすぎる黒魔術師の少年、優太と魔法使いの少女、青依が出会い、大いなる陰謀に立ち向かう。
最終更新:2023-07-09 23:00:00
71306文字
会話率:60%
かつて“映画都市”と呼ばれた杵真(きねま)市。
その南西にある町、粒羅屋(つぶらや)町。
さらにその町の端に建っている“O.S.Tホール”とその隣にある“バーO.S.T”を舞台にシアターでの映画上映やバーでのドラマなど現代劇からSF・
ファンタジーまで何でもありに描いていこうと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-06 04:00:00
275437文字
会話率:40%