うまく連載にすることができず、仕切り直して、再投稿してます。
主人公は、古市村庄屋の三郎衛門、木綿商人の嘉助、綿作農家の幸吉、三人です。
彼らは舞台回しのように、最後は一千七ヵ村もの国規模の農民が結集し、権力者を相手取って、自分たちの訴えを
勝ち取るまでを、演じていきます。
主人公たちだけでなく、過労死しそうなほど八面六臂で活躍し続ける幕臣、ドラッカーよりずっと前に「人を幸福にすること」をモットーにマネジメントを唱えた思想家、選挙は一番で勝ったやつより二番手の方が有能!と言い切った村役人等々、面白い登場人物が次々現れます。しかもほぼ実話で。
これがこの小説の特徴で強みです。
この物語は、あくまでフィクションです。ノンフィクションまじりの......
どの部分が創作でどの部分が実話か推理するのも一興かと......
歴史ものである限り、諸説ある事はあらかじめご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 06:00:00
96402文字
会話率:21%
テレビの影響か、明治維新の戦争は、近代装備の薩長軍が、旧態依然とした旧幕府軍を圧倒したと言うイメージを持っておられる方が多いと思います。しかしそれは正確ではありません。
鳥羽伏見戦の時点で、徳川家は歩兵8個連隊を基幹とする日本最大の西洋式陸
軍を整備しており、装備もデラックスでした。
本編では、多摩の村役人の倅・弥助を主人公とし、農民で編成された「歩兵組」が厳しい訓練の後、天狗党の乱、長州征伐、鳥羽伏見と転戦し、ついに五稜郭で消滅してゆくまでを描きます。
奥羽の戦いでは、二本松、三春といった小藩の運命にページを割きました(その分、会津には冷たいかも)。
フランス軍事顧問団脱走の新解釈、この時期の火器の急速な発達なども盛り込みました。
字数の関係で3部に分けましたが、第1部では弥助の入営から天狗党の乱までを描いています。
なお、作中各地の方言が出てきますが、おかしいと思ったら遠慮なくご指導ご鞭撻のほどをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-17 22:20:44
46622文字
会話率:42%
魔法使いの宣伝や魔法使いへの依頼を書き込むための掲示板。その番をしている冴えない村役人が主人公の物語。
主人公は魔法が一切使えない一般人であるが、魔法使いの雰囲気がある外見で愛想がいいため、掲示板の前で見張りをしていると町の人達が魔法使い
と勘違いして気さくに頼み事をしてきてしまう。
主人公は愛想はいいが自分の意見を主張するのが苦手なため、自分が魔法使いでないということを説明している間に依頼者は主人公に頼み事を依頼して安心して帰って行ってしまう。
唯乃なない(未だ考え中)先生作、『誰かこんな小説を書いてくれ』の設定の一つを小説化してみました。
小説化に快諾していただいた唯乃先生に最大級の感謝を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 00:40:54
9109文字
会話率:39%
相模国深見村を舞台にした時代小説です。
小歩きの熊蔵が村役人の兵助とともに、村に起きる出来事に挑みます。
村の生活、段々移りいく社会の中の村人の日常を追います。
最初は名主の仙吉が殺害された事件です。
前代未聞の事件の行方はさてどうなるので
しょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-27 10:39:42
77267文字
会話率:2%
江戸時代を背景に兵助と熊蔵を主人公にした物語です。
相模・深見村の事情や事件、
兵助の苦悩、家族との生活、
それに村の風物、はたまた熊蔵の恋をお楽しみに!
最終更新:2010-08-18 07:29:24
44520文字
会話率:43%