三寒四温で少しずつ。春になる。少しずつ、明るく、暖かくなる。春は春で、何かしら、思い、何かしら呟くようだ。どうか。その言葉に、自分は疎まれていませんように。そんな一日の終わり。
最終更新:2025-03-09 07:40:15
374文字
会話率:0%
ちょっぴり隙の多いおかっぱ女子高生・篠原小春。
三年前に事故に遭い、隣家の朗らか系イケメンの幼馴染み・勝田春彦と共に臨死体験をする。賽の河原の小石と共に帰還した小春は、他人のオーラが視える体質になってしまう。
だが何故か春彦のオーラだけ
は視えず、小春は春彦と過ごすことを気楽だと感じていた。
そんなある日、かなり邪魔で眩しいオーラを視えなくしてくれる必須アイテムの伊達眼鏡を、近隣の高校に通う通称王子こと荒川龍に踏まれて壊されてしまう。弁償してもらいがてら龍に小春の事情を説明すると、興味を示され、また会うことに。
過保護すぎる春彦の制止を聞かず、小春は龍の持つ珍しい白いオーラが気になり、告白されてそのまま付き合い始める。
だが、親友のえっちゃんと遊ぶことも許されず、束縛の強さに我慢の限界が訪れ、別れを決意する。別れ話をあっさり承諾した龍だったが、別れた後も何故か龍は連日小春の前に現れる。
怖くなった小春は、所属する美術部の部長に駅まで送ってもらうことになったのだが、そこに龍が現れて――。
春彦のオーラは何故視えないのか。
龍は何故小春に固執するのか。
謎の解明と共に訪れるラストをお楽しみいただければと思います。
ハピエンです!アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 16:29:29
117936文字
会話率:37%
三沢春輝は、隣席の鬼沢深春と付き合っている。窓際最後方の席ということもあり、影の薄い春輝と深春。そんな特性を利用して、深春は春輝にこっそりイチャイチャを仕掛けてくるのだ。
最終更新:2023-06-25 20:17:57
4881文字
会話率:32%
春は春ですね。
ご覧いただきありがとうございます。
なんだか色々やっていたら、四月に今年初投稿となりました。
一篇だけですが、今年も創作をやっていくという意思表明も兼ねて投稿します。
【過去作品もよろしくお願いします!】
『一日一詩
』https://ncode.syosetu.com/n4562fp/
一年間毎日更新していました。全367篇です。
『XYZ』https://ncode.syosetu.com/n9521gk/
三つの軸について。こちらは朗読動画も制作しました、詳細はURLからどうぞ。
『汚い日とダンデライオン』https://ncode.syosetu.com/n7805gm/
二篇の詩です。
『冬の主題による ちょっと暗めの十四行』https://ncode.syosetu.com/n5112gr/
年末っぽい詩が三篇ほどです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 22:00:03
200文字
会話率:0%
もしも鏡が逆さまのものを映す魔力を持っていたのなら、萌木小雪の鏡像は萌木小春だっただろう。双子の二人はよく似ていて、だけど何もかも違っていた。姉の小雪は雪のように白く美しい。妹の小春は春の陽光のようにあたたかく穏やかだ。だけど二人は一緒にい
て、口癖のように言うのだった。「わたしたちは一心同体なんだから」けれど、二人で一つであるために、小雪と小春は、異なるいびつな手段で相手を縛るようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 21:28:14
8755文字
会話率:70%