少し早い厨二病にかかった十歳の少年、大空 タイキは自分が空気を操る能力に目覚めたことに気付く。
彼は自身の厨二病の昂りに従い、その能力を全身全霊で鍛え上げることにした。
それから5年、最初はほんのつむじ風を起こす程度だった彼の力は、
人智を超越した領域にまで研ぎ澄まされていた。台風をかき消し、地球の気流を一変させてしまうことすら可能な、すなわち世界を滅ぼすことすらできる領域にまで到達していたのだ。
これはそんな彼の序章の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 15:00:44
18941文字
会話率:8%
高校3年生の字見蓮斗は夏休み明けクラスメイトと共に異世界に召喚された。現実世界ではヲタクボッチとして過ごしていた彼にとって気分を高まらせた。
さらに蓮斗は「闇ノ勇者」といういかにも異世界転移もので無双出来そうな肩書き得てさらに気持ちが昂り
気分上々!異世界生活!
というどこにでもありそうな普通の物語。
そう普通の物語なら。
彼に待ち構えていたのは悪夢、地獄、絶望いずれの言葉に表すことの出来ない窮地へ······
これはある少年の異世界を簒奪する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 06:54:21
565文字
会話率:0%
シコ、そうそれは……ナニをアレする行為。
『どちゃシコやないかい!!』は
「めちゃくちゃに俺(私)の劣情を揺さぶる写真、キャラ、漫画、イラスト、小説などが出てきた」
時に発する言葉。
だが、その言葉を発する時人は、本当にその言葉を叫んで
いるわけではない。
時に冷静に分析し、時に昂りを抑え、そして時にその出会いに感謝しながら発しているのだ。
その言葉によって出会う、二人のお話。
9話完結の短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 21:00:00
21805文字
会話率:42%
千年生きたといわれる伝説の竜『火龍』。
その子どもとして産まれたセドリックは、母の亡骸を食らって成長し、やがて人間の住む大地に降り立った。
初めて食らう人間の味に激しく昂り、その記憶は彼の心を捕まえて離さない。
食らった人間の姿に変容し、
抑えられない欲望を胸に秘めたまま、彼は人間社会の中での暮らしを始める。
その中で芽生えた感情が何か、生まれたばかりの彼には理解することができず、愛情と欲望、そして行動とを上手く結びつけ、制御することができなかった。
火龍の力は凄まじい。その力を利用しようと考える者がいないわけもなく、彼を手中に収めようと考える者たちが動き出す。
彼はそのことに気付かないまま、いつの間にか陰謀と策略の渦に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 22:13:13
25069文字
会話率:43%
魔女弾圧の世の中。主人公はとらわれた若き魔女を護送している途中、ほんの気の昂りで魔女とともに逃亡してしまう。技も力もない17歳のルシウスと知らずのうちに古代魔法を継承してしまった16歳の魔女シェリス。二人は身を隠しながら諸方を放浪する。それ
ぞれの運命というものがなんなのかを考えながら、目のまえに迫りくる危険や理不尽を、時には避けながら、時にはうち砕きながら、どこかへと向かって進んでゆく。そうして二人は古代王国の秘密をにぎり、大いなる勢力を相手に立ち向かってゆくようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 01:38:45
3398文字
会話率:35%
どこにでもいるただもてたい高校生男子。ある日車に引かれそうになった女の子を助けるため全力でダッシュ。助けたついでに吊り橋効果で付き合えるじゃないかと思い、気持ちが昂り、加速し続けた結果異世界へと転移した。
異世界でも同じように学園に通うこと
になり、元々の世界と異世界との違いに戸惑いながらも日々もてるために奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-26 23:18:35
7501文字
会話率:32%
黒猫に前を横切られると、不幸が訪れる。なら、その黒猫について行ったら…?
たった一人の殺風景な部屋。
生への執着を失った少年は、堕落した日々を送っていた。
そんな彼の変わらない日常に突如現れた黒猫が一匹。
黒猫に魅せられた少年は部屋を飛び
出し、小さな背中を追いかけた。
雨の夜を、傘もささずに。
たどり着くその先で、一つの終わりが待っているとも知らないで。
少女は変わらない日々を、変わらない笑顔で元気に過ごしていた。
一人で下校するのも変わらない。
友達がいないのも変わらない。
図書室では借りたい本がやっぱりない。
でも、その日は違った。
ついに出会った白い本。あまりに滑稽なそれに少女は昂り、歓喜する。
新たな始まりを告げる、そんな色だとは知らないで。
タイムリミットはたった一ヶ月。
動き出した時は止まらない。
これは、終わりを迎えるための始まりの物語。
※不定期更新且つ、不定期に編集しています。感想、誤字報告などお待ちしております。誹謗・中傷は勘弁してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 19:25:09
112603文字
会話率:29%
明日は俺達のインターハイの試合。だと言うのにあいつ、こんな時間に電話を俺にかけてきて。自分が何をしているのか判っているのかよあのバカ。
最終更新:2016-08-26 20:55:19
1127文字
会話率:45%