日本の霊的な公的機関に、民間霊媒師として登録している私――柳瀬一美はある日、昔お世話になった霊媒師オーレンさん……そのお弟子さんから、私の家に、そのオーレンさんのお孫さんを“事件解決まで”ホームステイさせてほしいと頼まれる。私としては、昔
お世話になったオーレンさんのお孫さんがどういう人なのか気になるので、ホームステイに対して忌避感とかは無いけれど……オーレンさんはメキシコ出身の霊媒師。そしておそらくお孫さんも、メキシコで育っている。かつて、香辛料を求めて旅立ったコロンブスが、死ぬまで目的地のインドだと誤解していたというアメリカ大陸の国の1つ……メキシコだ。そしてそんなメキシコに比べて、日本の料理は素朴な味付けで、もしかすると物足りなくて、故郷の味が恋しくなる事があるのでは……と考えた私は、メキシコ料理の勉強のため、メキシコ料理店へと、私の付き人にして妹のような存在である夕月ちゃんと一緒に来店したのですが、そこで私達は……まさかの事件に遭遇した。これは、柴野いずみさんが企画する『スパイス祭り』参加作品にして、私達の……まさかの出会いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 19:00:00
4390文字
会話率:22%
異世界に転生した主人公は、故郷の味の味噌を造ったところ誤解されて糞味噌に貶される。
最終更新:2021-12-03 11:22:39
943文字
会話率:15%
主人公は”ふるさと納税”の返礼として届いた郷土料理を食べ―
(星新一リスペクトの3分で読めるショートショート)
以下のサイトにも重複投稿しております。
https://note.com/tobi462/n/n4f4c393d4e2a
最終更新:2021-10-07 21:11:15
1122文字
会話率:20%
冒険者の多い町『ザクロス』には変わった料理店が存在する。
その名も『故郷の味』。変わった料理店であるが知る人ぞ知る店らしい。
※この作品は不定期ですのでご了承下さい。
最終更新:2018-06-15 23:00:00
2375文字
会話率:34%
東京で浮浪者暮らしをしていた鉄也は、祖母の訃報を知って、久方ぶりに中国地方の山中の村を目指す。ところがバス代をケチって徒歩で山越えを目指したために、道に迷い、挙句の果てはイノシシの捕獲用の檻に閉じ込められてしまう。無事に助け出され、しばし
祖母の村で暮らすことになるが、すぐに村の抱える問題に巻き込まれる。一つは、村おこしの一環でオープン間近のジビエレストラン、その美人シェフを巡る村の独身男たちの猛烈なさや当て合戦。もう一つが、村が直面する最重要課題の、増え続ける野生のイノシシやシカによる農産物への被害。害獣対策用の柵の管理を任されるなかで、鉄也は岩獅子と呼ばれる謎のオオイノシシが村の周辺に出没していることを知る。そして実際に目撃するのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-12 15:00:00
49493文字
会話率:20%
単身赴任になって3年目の、さえない中年サラリーマンが、嫁の飯の味が懐かしいあまり泣きながら通勤する毎日。
ある日、ふと立ち寄った本屋で見かけた『これであなたも楽々手料理嫁の味!』なんたる本と出会う。
それをきっかけに、手料理に目覚め、日々嫁
の手料理に近づけるよう奮闘するおっさん(超初心者)の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-11 00:00:00
14810文字
会話率:25%