この世界で人々は【異形】を恐れていた。
その異形を討伐する組織に属しているデセスは、世の中の理不尽を前にながらも、亡くした恋人の為に生き続ける。
ダークハイファンタジーとなります!所々ギャグ要素は入れたいと思ってはいますが、基本は暗
い話となっています!
基本的に主人公の一人称で物語が進んで行きます。主人公と共にこの絶望が溢れる世界を見ていってください!
正義と悪の対立ではなく、各々それぞれが自らの為にというストーリーをめざしています。
よって、敵の視点も閑話として書こうと思ってます。
※能力はありますが主人公無双!!ではありません。苦戦しながらも戦っていく様をお見せ出来たらなと思います。
※登場人物が死ぬことがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-06 18:32:56
43670文字
会話率:48%
俺こと、門藤春海《かどふじはるみ》は、ちょっと訳ありな家庭環境で育ったことを除けば、至って普通の高校一年生である。
夏休み前の終業式の日に、自分の下駄箱に入っていたラブレター(仮)に誘《いざな》われ、不思議な少女――リリー・エルコットと
出会う……まではな。リリーはとても可憐な容姿をしているけど、言ってることは常人には理解できない電波少女だ――と、当初は俺も思っていた。
そんなリリーに、半ばというか、ほぼ強制的に異世界へと連れてこられた俺は、嘗《かつ》て感じたことのない感動に胸が熱くなり、夢見ていた非日常的世界へ来れたことに、心躍るワクワクとした気持ちを……確かに、このときまでは感じていたんだ…………。
――そう……。それは、これから暴かれる残酷な世界の真実と、そこから始まる熾烈な争いに自分が巻き込まれていくことになるのを……まだ知らずにいただけだった――
各世界から代表者を一名選抜し、世界の生き残りを懸けて闘い合う総合闘技大会――最終審判《ラグナロク》。
自分たちの世界を守るためにリリーと俺は結託し大会への出場を決意する。俺たちに残された期間はたったの二週間。他層世界の異能力者に勝つべくトレーニングに明け暮れる日々はあっと言う間に過ぎて行き……、ついに最終審判《ラグナロク》の開幕日がやって来る。
俺は初戦の相手である一人の少女と闘うことになるが、何の因果か……、この導きが運命の歯車をより加速させることとなる。過酷な現実を背負った薄幸の美少女――ルナ。何やら並々ならぬ事情を抱えている彼女と死闘を繰り広げる最中、その凍てついた紅玉の瞳が俺を映す内に……いつからか知らず知らず胸の奥底へと封印していたあの日の記憶が甦る――。
これは己の運命に立ち向かった少年と、己の運命に抗った少女が、世界の垣根を越えて出逢い、世界の存亡を懸けて闘った――知られざる救世主たちの物語である。
※PC版のみブラウザのウィンドウ幅を狭くすると、それに合わせて文章が折り返します。改行の無い文章の場合は、ブラウザの幅が広いほどそのまま一行が長くなります。
ブラウザのウィンドウ幅を変えることで文章の折り返し位置を変えられるので、読者が自分で読みやすい長さに調整することができます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-06 00:37:39
57481文字
会話率:27%
高校卒業後、定職に就かず毎日だらだらと過ごす海ノ口優(うみのくちすぐる)。
父との二人暮らしだが、その関係も決して良好とはいえなかった。
ある日、いつもの様にゲームをしていると、玄関のチャイムがなる。
そこで出会ったのは元気な女の子。
父か
らその女の子が妹になるという衝撃の事実を聞かされ、優は…
純粋な兄妹愛がテーマです。
Pixivとの重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-24 20:16:05
4933文字
会話率:16%