この世には、人以外に“妖(アヤカシ)”と呼ばれ者たちが存在する。
彼らは、人以上の力を持ち、自分たちの力から意志を持つ巨人を従え、人々を脅かしていた。
それに対抗すべく人もまた、意思を持つ巨人を従える術を見つける。
巨人たちを”紙機神(しき
がみ)”と呼称し、それらを従える人を”陰陽師(おんみょうじ)”と呼称した。
陰陽師と妖の戦いは熾烈を極めたかが、戦国の世において同盟という形で、妖は手を結び始める。
しかし、これは”堕ち人(おちびと)”と呼ばれる新たな問題を生み出す。
この戦国の要は史上最悪の堕ち人、織田信長を誕生させてしまう。
明智光秀率いる陰陽師と妖によって本能寺で織田信長を封印に成功する。
そして、時代は流れ21世紀――――
人と妖は共存への道へと進み始め、世の中は比較的に平和へとなっていく。
そんな時代を生きる陰陽師の少年、”焔 洋輔(ほむら ようすけ)”と紙機神の紅蓮。
人と妖が共存する世界を生きる彼らの日常と戦いを描いた現代世界にて、洋輔は格上の堕ち人や犯罪を犯した妖に挑む。だが、彼には無双を決められるようなチート能力はなく一族代々伝わる力は、陰陽師の中でもマイナーで燃費は悪いものに部類される。従者の土門アヤメと風魔(かざま)小太郎達共に自分達が持てるありとあらゆる手段で全力で挑んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 21:35:11
127386文字
会話率:41%
幻獣の力を使って戦う
ヒーローのお話です。
白の力を持った幻獣
黒の力を持った幻獣
光と影 善と悪がテーマ。
王道ヒーロー物になる予定。
最終更新:2016-10-03 17:07:22
5768文字
会話率:53%
九年前に発生した特一級自然災害、通称〝災禍〟と深刻に進む過疎化により、廃れつつある港町――明香里(あかり)市。
市内の中学校に通う七草杏(ななくさあんず)は、ある日、通学路脇の公園で倒れていた男――千寿(せんじゅ)に声を掛けてしまった
ことから、千寿の町おこし活動に巻き込まれる羽目になった。
その思想はテロかレボか――。崇高な志とは裏腹に気持ちの悪い思考の千寿による、復興戦隊としての薄暗い日々を歩み始める杏。それは観光名所、明香里浜の掃除だったり、オペレーションと言う名の町内会議だったり、そして稼働が噂されるゲンパツの偵察だったりで……。
しかし、嘆息まじりで出かけたゲンパツ施設で二人が見たものは、新世代のエネルギーを閉じ込める為の『器』だった。
ゲンパツ内で自称三賢人を名乗る怪しげな連中は言う――それこそが次世代のエネルギー、『対消滅エネルギー』だ、と。
かくて杏の周囲でいったりきたりする平穏な毎日と、不穏な活動からの巻き込まれ事故的日常。そこに新たな〝災禍〟――超弩級でフワモフのゆるキャラまで出現して。
黄金に輝く吊り鐘状の物体、新エネルギーを用いて創られた絶対物質による兵装――『メイデンちゃん』と共に、手づくり感満載の戦隊風衣装で杏は戦場へと向かう。町のため。友達のために。
気持ちの悪いおっさんと、巻き込まれた少女による『町おこしSFアクション』。ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-03 20:00:00
167401文字
会話率:24%