「でたな! 魔王、今日こそ決着をつける!」
「ハハッ! 言うではないか勇者風情が!」
「うるせぇ! 店の前で変な事してんじゃねぇ!」
「「ひぅ、すいません」」
俺と魔王はまるで息の合った夫婦の如く同時に店員へと土下座をする。
俺は勇
者……すでに自分の名前なんて覚えていない。
俺と魔王はある事情により四百年戦い続け人類と魔族の幸せを願っていた。
そして四百年ぶりに外に出ると……そこには俺達は不要な存在になっていた。
ちょっとひどくない?
そんな事を思いつつ俺は仕方なく元仲間の魔法使いの家で厄介になり、職を探すが見つからない。
そんな中、俺が四百年という長い間戦い続ける原因になった小さな神様の提案により、勇者と魔王が必要とされる世界に転移することになる。
俺達一行が転移した先で見たのは…………誰でも勇者になれる世界――
俺はそこで勇者の最高のランクである「神話級」と言われる。
だが俺は「世界を救う者」にはすでに興味がなく、ファルス王国でどうやってのんびりと過ごせるかを考える。
魔王と魔法使いの末っ子、そしてファルス王国で仲間になった二人の女性と共に色々なクエストをこなしていく。
時には勇者らしからぬ卑怯な手も使いながら、俺はどうしたら楽にこの世界で生きていけるかを考えつつ聖剣を片手に握りしめ、リンゴ酒を飲みながら戦い続ける。
前のタイトル:勇者と魔王は穀潰し ――異世界行ったら本気出す? 冗談はよしてくれ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 15:23:37
612806文字
会話率:58%
突如として殿上人の住まう天界機関にたたずむ会社員、佐藤虎徹。
そこで、出会ったクセのある受付員に自分が既に死亡していて、異世界にこの姿のまま転生することを告げられる。
チート能力も確約された中、のんびり待つ佐藤であったが、担当者である女
神ミルキーウェイ様もまた、クセのある状況に置かれていた。
そしてトラブルが発生し、佐藤虎徹は不完全のまま異世界へと送り出されてしまうのであった。
と、シリアス調で始まり、気がつけば、ハートフルコメディを目指しつつ、やはりシリアスだったかで着地したいようなストーリーです。
こちらは今までの自分を振り返り、自分が描きやすく、続けやすくカスタマイズした小説です。
いつでも、完結まで持っていけるように2〜3話で一区切りとなるような連話方式になると思いますので、よろしければご賞味ください。
なお、ストックは数話しかありませんが、その分深堀りはしています。
基本不定期連載ですので、気が向いたらこんな小説あったなと立ち寄っていただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 00:00:00
100590文字
会話率:37%
ただ怠けていただけなのに。
謎の声の主に大罪人呼ばわりされ、
精進すべく代償を得る形で転生を果たす大学二年生の朝海成弥。
何もわからないまま、理不尽な転償と共に成弥の異世界ライフが始まったのだった。
最終更新:2020-06-10 19:00:00
11909文字
会話率:46%
めんどくせぇ…が口癖のやる気の無い勇者と
小柄で可愛いのにやたらと男勝りな女の子剣士の
よくある剣と魔法の世界のお話です☆
最終更新:2019-02-15 13:42:04
2753文字
会話率:36%
勇者としての使命を帯びたこの命、魔王を討伐する使命を果たすために、今こそ剣と酒瓶を取らん。
最終更新:2018-11-25 19:58:03
4485文字
会話率:44%
怠けたい主人公の異世界ライフ!
うん!以上!
最終更新:2016-08-23 12:43:25
587文字
会話率:39%