閻魔の判決の第二話
閻魔の日常は裁判の他に緊急要請で出動することが多くなっていた。おとなしく連行されない死んだ大工は、連行しようとする獄卒のことを死んだ女房と間違えて必死で追い払っているという。そんなに女房が怖いのなら連れてきてやろうでは
ないか。規則を破り極楽から連れてくるとなんと獄卒とは似ても似つかぬ楚々とした美人だった。大工は恋女房である彼女に自分のことを誤解されたまま先立たれたと思っており、後悔していたのだった。閻魔の決断は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 23:36:51
3050文字
会話率:41%
平凡な高校生、清瀬保名の前に現れたのは、外見年齢十歳の押しかけ女房イナ。イナは保名が毎日手を合わせていたお稲荷様の化身で…。マイペースな押しかけ女房と無欲な高校生保名の、ラブコメディ!
最終更新:2022-03-17 12:39:15
5889文字
会話率:50%
慶介は三十代に突入し、愛する香織と娘の三人で団地暮らし。裕福とは言えない生活だが、夢は大きくマイホーム。趣味はオートバイ。愛車はカワサキのW650、通称“ダブロク”。高校生の時に一目惚れして、十二年の付き合いになる。慶介にとってのもう1人の
恋女房。壊れるまで乗ることを誓ったダブロクのはずが、最近は心中でダブロクとの付き合いについて葛藤し、ある日、職場で起きた嫌な出来事を切欠に、思いは急加速する……
※補足情報
オートバイは周りに心配や不安を与えかねない趣味です。その葛藤は多くのライダーが抱えており、僕もライダーなのでよく分かります。そんな葛藤を描いてみたくて書いてみました。短編ですが、文字数は二万字越えちゃいました(苦笑)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-30 21:32:19
22266文字
会話率:34%
以前書いた剣客シリーズの続編です。
最終更新:2015-04-19 22:31:20
9582文字
会話率:69%
小徳は、元兵衛親分を斬って、恋女房・おりくを置いての凶状旅。逃亡時の怪我によって、巌通寺宿の春日屋で寝込んでしまう。そこへ、子分を連れて訪ねて来たのは元兵衛の一人娘・寅美。小徳の怪我が治ってから仇討ちの対決をということになるが、おりしも宿場
の顔役・久蔵親分のもとに、小徳の赦免を知らせる旅にとおりくがやってきていた。ところが久蔵親分というのもまた悪い奴で…。 股旅物で、初めて演劇台本を書いたときの練習作です。筆が滑って、サブヒロインにヒロインが食われてしまいました(汗)。(*自分のサイトで公開しましたが、ここへの転載に問題ありません)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-22 20:13:51
15758文字
会話率:64%