謎多き、歴史に残る天才武将・源九郎義経。
其の異母兄・源頼朝。此の二人を中心に須佐が運命の如く、絡んで行く。「鞍馬の牛若?須佐の才があると云うのか?」武角は幼少の牛若(後の九郎義経)に興味が湧く。義経は鎌倉に出で、平家に連戦連勝。平家を滅ぼ
す。此の英雄に兄が下した結論は?「殺せ…」だった。なぜ?彼は兄に殺されなければならなかったのか?義経は白河の地で死んだのか?須佐は何処まで噛んだのか?生存して逃げ果せたのか?
天狗に剣を教わり、蝦夷、修験者など…そして志能備たちと絡んだ闇の歴史が展開される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 21:00:00
83982文字
会話率:50%
志能備(しのび)は、聖徳太子が使っていた情報員。其の始祖は古く、古事記にも登場する「八咫烏(やたがらす)」である。天(あま)から遣わされ、天皇(すめらみこと)を道案内するよう仰せつかった神鳥。
「黒い布を纏い高木から高木へ神武天皇を導き案内
をした。まるで八咫(大きな)鴉のようだ。よって八咫烏の称号を御与えになった」
其の正体は武角身命(たけつのみのみこと)。魍魎の魔物退治の命(めい)を受けた天の力を持つ千年以上を生き抜く古代忍者軍団。時には魔に取り憑かれた人間と戦うこともある。
戦国時代の覇王、織田信長である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-22 19:00:00
29434文字
会話率:57%