「今日の運勢、引いてください」
その一言で、魔王討伐の行軍が止まり、作戦が変わり、誰かの命が救われ、あるいは奪われる。
異世界に転移した私に与えられたのは、何故か《御神籤筒(おみくじつつ)》。
ただの占い道具……のはずが、王命によって
“神託”とされ、勇者パーティーに同行させられることに。
「籤を引け」「もう一度だ」「今度こそ“大吉”を」
欲しい結果が出るまで引き直し。誰も疑わない。
でも――
この筒が告げるのは、未来の“選択肢”なんかじゃない。
むしろ、私たちを試してるのは……
◆
“問い”を重ねるたびに、"望む結果"を得るたびに、
少しずつ、増えていくモノ。
私に出来ることは、籤を引くことだけ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 11:50:00
11012文字
会話率:19%
引けども引けども御神籤が示す運命は大凶。
運命に抗う男のパンツを賭けた物語。
最終更新:2025-01-27 13:00:02
2243文字
会話率:13%
上京してきた学生の話。
最終更新:2018-05-08 21:37:31
880文字
会話率:5%
とある町のある神社で”おかしなこと”が起こっているという噂が、一週間ほど前から騒がれている。曰く、女性が御神籤を引くと絶対に『大凶』になる。曰く、御神籤の帰りに事故に遭う。曰く、神社を出ると右手が痛くなる…。その噂のもとを調べてほしいと依
頼された男が一人と、それについてきた女子高校生が一人。夕暮れ時に御神籤台の前で二人、静かに立っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-26 19:00:00
3085文字
会話率:38%
数年ぶりに御神籤を引いた結果。
最終更新:2017-01-12 18:17:13
272文字
会話率:0%
運良く抽選に選ばれて声優さんの舞台挨拶のチケットを手に入れた主人公は、はじめての飛行機に、声優に、カップルに、そしてそれらに幻滅する自分自身に幻滅するのだが、暇潰しに引いてみたおみくじの言葉には不思議な因縁を感じるのだった。
最終更新:2014-03-29 23:50:29
1507文字
会話率:0%