私の婚約者だった人が死んだ。
愛していたのに、私が罵り傷つけ続けたせいで、海に身を投げた彼。私はそれを見ていることしかできなかった。
いくら泣いても後悔しても彼は戻って来ない――。
これは愛していた者を死に追いやってしまった公爵令嬢の後悔
と弔い、そして新たな恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 17:31:07
12260文字
会話率:21%
三作目になります。寓話に近いです。
ツァオル(小さいという意味だそうです)君は、貧しく苦労の絶えない子供時代を過ごします。そこには、彼には見えないけれど守護天使がいつも寄り添っています。あまりにも過酷な境遇の中、ツァオル君は盗みをするよ
うになります。その時もできる限り、天使は彼を守り、悪の道から善の道へ導くよう身をボロボロにしながら努力します。ついにツァオル君は、大きな過ちを犯し、それを後悔し、償いをしたいと思うようになります。そして努力の末に償いを果たし、天使がそれに喜びの意味で涙を流すという話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-13 13:48:40
5129文字
会話率:27%