古来よりその町に根付く厄払いの名家、棚町家の娘として生まれた棚町紫苑は悪霊を祓うべく、毎日奮闘していた。しかし、霊そのものの存在自体怪しまれている現代ではなかなか理解されず、彼女は変人扱いされているのだった。人からの目を常に気にし、好感度
が下がってしまうことを何よりも恐れている普通の学生、秋山ハヤテは、なるべく近寄らないようにしていたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 19:28:02
19658文字
会話率:48%
うちの学校に二人の新入生が入学した。一人は多才でひたすらなにかにのめりこんでいる。もう一人は神がかっているレベルで勘が鋭くいつも若干空気が読めない。
そんな二人のせいで学校では運動部はいじけ、生徒は本音や秘密を暴露されまくっている。
なおふたりは彼/彼女のほうが変人だと一点張りで・・・もうだれかあの二人にリールでもつけてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-03 00:00:00
4658文字
会話率:67%
名取 竜睦と狩雨 武は、大学の同級生であり、同じゼミの親友で、彼女いない同盟の一員である。彼らの属する理系学部にはありがちなことだが、致命的といえるほどに女子が少なかった。しかし、名取と狩雨の所属するゼミにはその数少ない女子ひとりがいる。
彼女の名前は、風浦 りん。だがしかし、紅一点である彼女は変人だった。いや、むしろ人として何かがずれている天然さんであった。
彼らのバレンタインとホワイトデー。単なる大学生活を描いた一話完結型の短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-14 17:00:00
4461文字
会話率:45%