――物心ついた時には、自分と同じ名を持つ青く広大な世界に心惹かれていた。
でも、私にはあの場所まで飛んでゆくための翼がない。
どれだけ手を伸ばして求めても、どれだけ強く願っても届かない、はるか高く遠い夢の世界。
だから、私は……。
ゲ
ームの世界で、空を飛ぶ!
航空機パイロットとフライトアテンダントの両親を持つ少女|青木蒼空《あおきそら》
『空好き』という項目を遺伝子に組み込まれ産まれた彼女は、両親の英才教育の成果もあり立派な大空ジャンキーへと成長した。
三度の飯より空が好き、を地で行く彼女が日々大地に脚を付けるだけの生活で満足できなくなるのに、そう時間はかからなかった。
だが、人間である、ましてや高校生になりたて彼女に自分の力で空を飛ぶことは叶わない。
見上げればそこにあるのに、手を伸ばせば届きそうなのに、届くことも掴むことも出来ない遠い世界を夢見る蒼空。
そんな時弟から見せてもらったVRゲームのCM。
そこでは翼を持つ機械の鎧、エグゾアーマーと呼ばれるパワードスーツを身に付けたプレイヤーが、自由自在に大空を飛んでいたのだ。
CMが終わるな否や家を飛び出す蒼空。
そうだ、そうだよ! 現実世界では無理でも、ゲームの世界でなら…………空を飛べる!
これは、大空が大好きで止まない少女が、ゲームの世界で思う存分空を飛ぶ物語である……はず。
この物語はフィクションです。
実在する人物、団体名等とは一切関係ありません。
二章『Operation Skip Shot』編完結保障。
一日一話、他者視点はまとめて更新。
本編第20話 DAY1出撃 主人公発艦シーンが漫画になりました!
https://mobile.twitter.com/fio_alnado/status/1346294548423610368
迫力満点のカタパルト発艦。
この物語がどういったものなのかが一目でわかります。
ぜひご覧ください。
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皆さまのおかげで達成出来ました、本当にありがとうございます!
当作品はノベルアッププラスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 12:33:44
1103291文字
会話率:33%
2025年のある日の夏、突如北朝鮮から弾道ミサイルが複数発射された。弾着予想地点がわかるまでは普段通りの実験で日本海か太平洋に弾着するだろうと誰もが思っていた。しかし今回は違ったのだった。撃ったのは北朝鮮だけではなく中国も発射していた。石国
はすぐさま戦闘配置を命じ迎撃命令は待つ暇もなく命じられSPY-1レーダーを起動し、東京、大阪に向かってくる弾道ミサイルにSM-3を2発撃ち、大阪に向かってくる弾道ミサイルは迎撃成功したが、東京に向かっている弾道ミサイルは迎撃に失敗した。あとは航空自衛隊のPAC-3にかかっていた。しかしそれでも失敗し、弾着してしまった。ワシントン、ソウル、モスクワにも弾着し、核の悲劇は繰り返されてしまった。弾着してしばらくしてから偵察と生存者救助のため第2特殊武器防護隊が東京へ陸上自衛隊富士駐屯地から出動した。部隊は到着し、地獄を見た。ビルに燃えざかる炎、燃え崩れた東京タワーとスカイツリー。しかし地獄はこれからだったのだ。多数の死体をくぐり抜け渋谷まできた、渋谷は死体の数が他のところよりも量がすごかった。すると突然、死体の山がガサガサと動き出し、立ち上がった。それを見た隊長は直感で危険だと判断し、富士へ帰った。その報告を聞いた陸海空自衛隊全隊員は死体が蘇るということはゾンビではないかという噂が広がった。3日後状況を確認するため八尾駐屯地にてUH-1が出動した。しばらく経ってからヘリが帰ってきた。撮ってきた写真を見て幹部と官僚は驚愕した。なんと多数の人が血だらけで立って歩いていたのである。一般隊員も写真を見て確信した幹部も官僚も、これはゲームと映画でしか見なかった「ゾンビ」であると。そしてRF-4EJが撮影した東京付近の写真にもゾンビらしきものがいた。どうやら山梨県、長野県にも広がっているようだった。そして無事だった防衛大臣はゾンビ殲滅命令を出した。これを聞いて石国は出撃に備えた。護衛艦ひゅうが、いずもに陸上自衛隊の多数の部隊を載せ、チヌークやコブラなども搭載した。舞鶴基地の全艦艇が出港した。旗艦はあたご、司令官は行方不明で石国が司令官となった。そしてこれからゾンビ殲滅作戦が始まるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 22:13:49
3185文字
会話率:36%
少し未来。外惑星にまで活動領域を広げた人類は、未知の敵性体との交戦に突入してしまっていた。
中米軍管区参謀本部付き士官、リョウ・クルベ中尉はふとした事から火星駐留の軌道砲兵中隊に転属することになったのだが……
巨大惑星の重力がレールガンの
弾道をゆがめ、弾着観測が一週間オーダーでようやく届く、人知を超えた狂気の戦場へようこそ。これは、軌道砲兵第三中隊『ガンフリント』の旗のもと、人類の尊厳をかけて困難に挑む人々の、ささやかな勝利の物語である。
:短編「熊よ! 熊よ!」のエピソードを含む、本来の長編を公開。設定の一部は短編と異なります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 01:08:18
189681文字
会話率:37%
たまに、出汁巻玉子が食べたくなる。
最終更新:2017-12-05 06:00:00
858文字
会話率:100%