突然、身に覚えのない罪で捕まえられた賢者ケルヴィア・リリアムは裁判にて国家反逆罪と告げられ有名な監獄ーータルロス大監獄の最下層へと収監されてしまった。
タルロス大監獄最下層の世界はとても広く、ケルヴィアは現れる魔物と罪人達の桁外れな強さに
驚き、未知の物体に心を躍らせて第二の自由な人生をここで歩む事を決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 18:00:00
85831文字
会話率:43%
ベクストは奴隷剣闘士としてコロシアムに上がり、戦うことが仕事だった。
しかし、顔立ちは普通、戦い方も消極的な彼は客からの人気がイマイチだった。興行主のザンベッカもベクストのことを金を生まない穀潰しと評価した。
ザンベッカはベクストに死に
華を咲かせてやろうと生存率が最も低い闘獣試合を組んだ。
だが、ベクストはこれを生き残り、さらに試合に使われた虎5匹のうち3匹を短刀で刺し殺した。
コロシアム中に大歓声が響き渡り、ベクストは一気に人気剣闘士となった。
味をしめたザンベッカは闘獣試合を組みまくり、ベクストも連戦連勝だった。
しかし、そんな運営が半年続いた時、最悪の事態が訪れた。
ネタ切れである。
虎、狼、熊、水牛、軽装の人間がギリギリ勝てなさそうな獣は出し尽くしてしまった。
20分ぐらいの会議で解決法が見つかった。
「そうだ、魔物と戦わせればいいんだ」
水牛に勝ったんだからミノタウロスぐらいいけるだろ。でもいきなりミノタウロスはもったいないから、最初は弱い魔物からだんだんと強くしていこう。
これまで以上に厳しい戦いになるが、ベクストは生き延びなければならない。
「いつか自由になる日のために……」
奴隷は金を稼ぎ、自分を買うことで自由になれる。
ベクストが自由になるために必要な金は残り139万オーツ、魔物を1匹殺せば4万オーツになる。
このペースだと、戦っている間に魔物の強さのインフレが進みそうである……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 11:54:22
5667文字
会話率:57%
「ああ、そうか……俺、転生したんだった」
貴族と従者との間に生まれて勘当され、浮浪児になった竜人族の少女ルフレ。少女はある日、自分が異世界へ転生して来た元日本人である事を思い出す。それと同時に、無職で引きこもりのどうしようもないクズであっ
たことを思い出した。被迫害種族である魔人に生まれ、路頭に迷っていたことを自覚した。「けど、ここで諦めたら前世の二の舞だ」人生が詰んだまま転生してまた詰みかけて、それでもなんとかやり直しのチャンスを得た少女は安寧を手に入れる為に奮闘する。
「……全く、俺もヤキが回ったもんだ。魔人の子供を弟子に取るなんてな」「やっぱ無し、っていうのはもう駄目だからな!」その中で、終生の師である冒険者エイジスと出会い、強さとは何かを知る。「私はイミア、聖女イミア・クレイエラです!」「えっ、聖女……?」国を追われた聖女と出会い、優しさとはなにかを教えられる。
人ととしての割り切れない感情や葛藤と戦い続け、人間の優しさや悪意に一喜一憂し、己の醜い心と折り合いを付け。少しずつ成長していくが、やがて世界に理不尽な選択を迫られることになり、少女は決意した。「私の道は――――私が選ぶ」これは強さのインフレが凄まじい剣と魔法の世界において、大事な人々へ降りかかる火の粉を払う為に、あらゆる意味で最強へと成り上がるTS転生女傑主人公の物語。
※無双系予定ですが、タイトル回収するのは結構先です
※タイトルは仮題なので極稀に変更されます(旧題:転生竜人は安寧の夢を見る)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 15:40:02
821240文字
会話率:41%
巷を騒がしている【神隠し】。
幼馴染や友人達に囲まれた騒がしくも楽しい日常を過ごしていた鳴神櫂斗は、異形の“影”に襲われる幼馴染を助ける為に戦うが、目の前で幼馴染の少女達が【神隠し】に遭って消えてしまう。
そして自分も“影”の凶刃に胸を貫か
れ倒れてしまう。
消え往く意識は“光”に飲み込まれ、目覚めるとそこは異世界【クオリア】だった……。
身に受けた【ウロボロス】の呪いと託された想いを胸に、剣と魔法が存在するファンタジーな世界で、予言された悲劇を回避する為の戦いが始まる―――。
だが、これだけは言っておかなければならない。
―――この物語は、決して英雄譚などではないということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-02 12:25:59
136478文字
会話率:28%
本当は傍観してるつもりだった。俺はもう舞台から降りたから。
けどお前があんまりにも必死だったから、懸命だったから。
ただ少しだけ、助けたくなった。
誰よりも大切な、たった一人の、妹のことを。
戦記っぽいもの。日本の戦国時代をモデルにはし
てるけど、全く別物でしかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-06 19:41:05
24170文字
会話率:33%
過去に両親を能力者の事件で無くした少年が、助けて貰った女性の庇護の元、自らが能力者犯罪を取り締まる組織に身を置く物語り。
色々と中二病関連(詳しくは知らないので、予想ですが)の表現が出てきます。ムカつくと思う人は退室ください。
魔法が応用力
の低い物に設定させて貰ってます。
作者の書きたい物が異能バトル関係だと、この作品を書いていて改めて実感しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-29 00:00:00
47521文字
会話率:39%