建久2年(1191年)閏12月28日の明るい雪の朝、のちの天台座主慈円は宇治平等院で、関白九条兼実の息子、左近衛大将藤原良経と十首の和歌を交わしました。その和歌に秘められたメッセージを読み解き、政治と和歌の新旧交代を描きます。彼らは新古今和
歌集の代表歌人です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 21:40:42
1990文字
会話率:3%
座主様一行と共に、龍が焼いた大地を癒した私。気を失った私が運ばれたのは、パルバク王宮。ご老公さんと楽しい会話の後、年明けの仕事に間に合うよう王宮を出たのです。でも、いつの間にかユミル宮殿の宰相さんに巧妙な魔の手が・・・。大臣殿が機転をきかし
、思わぬ知らせが告げられます。
「ルドラさん、私、お尋ね者になっちゃいました」
「そうみたいね」
「貴方と猿王殿、ユミル王国への反逆罪の疑いあり、だそうよ・・・。今日、アルシュにも回状が届いたわ・・・」
「フホホホ、龍巫女さん、アンタなかなかやりおるわい!」
「ち、違います、私、無実です。何もしてないのに~!」
「それで、この先の事ですが・・・」
その時、ふと思い出した事があり、恐る恐る提案してみます・・・。
「あの、どうせ逃げるなら、行きたい所があるのですが・・・」
「ダメですか・・・?」
「いや、悪くないわ。まさか、敵の懐に飛び込むとは思わないでしょう。そういう考え方好きよ!」
かくして私、猿王さんのお供で新たな地への旅立ちが始まりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 19:08:14
73362文字
会話率:51%
旧題:転生したら足利義教でした。『第六天魔王外典』俺は百まで生きる☆ ❖❖❖
元祖第六天魔王・足利義教に転生した令和男児の物語。めざせ、天下布武⁉
ある日、自分が未来の記憶を持った日本人の生まれ変わりであることに気が付いた天台座主 義
円。足利義満の子、足利義持の弟として生まれ「天台開闢以来の逸材」と呼ばれ将来を嘱望されている俊英である。
このままでは足利将軍家を継ぎ強き将軍家をめざし、守護大名や管領、有力な寺社勢力とも対決し、己の力を以て世を変える半ばで重臣に裏切られ、人生五十年を目の前に死ぬことになるのか。
そんなの嫌だ!!
俺は、強い征夷大将軍になる!!
あと、百まで生きる☆
*あとだいたい百二十話くらい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 23:00:00
230990文字
会話率:30%
信長による、比叡山延暦寺焼き討ち。
その直前という最悪なタイミングで、当の延暦寺のトップに憑依してしまった男。
身体の持ち主の寿命はすぐそこだし、かといって放っておいてもいろいろとヤバイ状況。
少しでも長く生きるため、今、天台座主の奮闘が始
まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-09 23:17:24
9213文字
会話率:26%
私は西園寺蘭子。霊能者です。以前戦った敵の組織が、私達を狙って来ているようです。
最終更新:2010-03-20 18:05:07
8010文字
会話率:47%