火神の力を継ぐ家族の中に、ひとりの無能がいる。セリノだ。
炎の力をうまく操れないし、炎もふつうのとは違って青い。おまけに庶民の血が混じった、どうしようもなく無能だと、誰もが囁く。
彼も無能だと受け入れて、力を使わないと決めた。
使う
のが恐ろしいからだ。
「――皆ころしちゃえばいいのよ」
と、今日も心の中の幼女悪魔が囁く。
ある日、彼は火神をめぐって、大嫌いな兄と対峙することになる。婚約者を助けるために。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 20:00:00
15368文字
会話率:39%
舞台は中世のドイツ。ミュンツァー市に住む貿易商の一人娘のメリーナ・フォルツァーは、父のベンヤミンが病気で倒れたことから父の仕事を代理人としてこなす。貿易商の仕事が難しいので苦しんでいる中、グレモリーという幼女の姿をした魔王を呼んで記憶力を高
めてもらい問題を解決した。結果としてメリーナの記憶力は高まったがその対価として時々淫らに男を誘う「闇のメリーナ」という別の人格があらわれ、料理人のマルティンなど周囲の男性を混乱させる。
料理人のマルティンは、メイドのエルマとともに神父のトーマスに相談する。その結果トーマス神父と幼女悪魔グレモリーの対決になるが、対決は引き分けに終わる。トーマスがグレモリーの魔力を完全に遮断した際に「彼女は君より強い」と言ったことから強力な女性天使がトーマスを守っていることを確信したグレモリーは上官である大魔王アシュタルテにその事を報告する。
アシュタルテはその女性天使が熾天使の一柱であるガブリエルという女性だと知り、トーマスとの正面対決を避け、トーマスとメリーナを仲たがいさせる様に仕組む。一時はアシュタルテの仲たがい工作が成功したが、料理人のマルティンが仲直りさせてアシュタルテの工作は失敗する。一方のマルティンはメリーナに想いを寄せていたのでメリーナがトーマスと交際する様になり落ち込む。そんな中、グレモリーが彼女の好きな男性魔王のキマリスの嫁になることを目指すべく、マルティンに「花嫁修業をしたいから料理やお菓子の作り方を教えて」と言ってくるが、マルティンはその交換条件として「メリーナお嬢さまとの契約を解除して、お嬢さまが二度と『闇のメリーナ』という淫らな状態にならないようにしてほしい」と言う。グレモリーはその案を拒否し、魔力でマルティンを痛めつけて料理を手伝わせる。その後マルティンは(グレモリーがお酒に酔って眠っている隙に)メリーナを含むミュンツァー市の人々と交わした契約書を盗んで燃やし「闇のメリーナ」は出現しなくなる。メリーナおよび他の市民も元通りになったミュンツァー市だが、グレモリーは立腹。しかし婚約者のキマリスが「私と君が婚約できたのはマルティンのおかげ」と言ったので、マルティンとグレモリーは和解する。
最終的にメリーナはトーマスと、グレモリーはキマリスと、そしてマルティンはエルマと交際し、アシュタルテは契約以外の方法で悪魔崇拝を普及させる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 08:28:21
157374文字
会話率:56%
「この戦いが終わったら私はあなたと……」
そのつもりなのに、『幼女悪魔』との戦いで彼は『幼女化』の呪文で幼女になってしまった!
剣士の私と魔道士の彼は、一緒に冒険者をやっていた仲間だった。そして私は彼のことが好き。
まだ告白したことな
いのに、彼が幼女になってしまってこのまま告白してもいいのか?
確かに銀髪幼女になった彼(今彼女か?)はすごく可愛くて魅力的で毎日抱き合って幸せだけど、そのままでは駄目だよね。
やっぱり絶対あのクソ幼女好きな幼女悪魔と再戦してぶっ倒してやる。
大丈夫よ。体は幼女になっても中身は立派な魔法使いだ。
私たちの恋路を邪魔するやつは容赦しないぞ!
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これは普通の美少女剣士の冒険者と、幼女になった魔法使いの、『百合堕ち』していく『おねロリ』恋物語。
初めて書いてみたハイファンタジー作品です。(異世界転生/転移ものではない)
戦いの描写はまだ慣れなく拙くて読みにくいところがあるかもしれませんが、よろしくです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 09:29:42
20678文字
会話率:55%
幼い頃に悪魔のルーシーに助けられ、それから8年間、家族としてルーシーとギリギリ普通の生活を送っていた。
しかし、ある日突然、妹の瑠衣の記憶を覗く事になり、その件は何とか解決したのだが……今度は悪魔を集めると言い出したルーシー。
一体こ
の幼女悪魔は何がしたいのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 06:47:28
10723文字
会話率:59%
※全4話予定。
「一人寂しくジャングルジム登って落っこちるオッサン、あんたぐらいよね」
クリスマスイブの夜。
公園で昏倒していた孤独な僕の前に現れたのは、かつての命の恩人、山羊角の幼女悪魔だった。
のらりくらりと生きてきたツケが回り、絶
賛孤独に打ちひしがれ中の僕に、更なる試練が降りかかる――?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-24 22:01:20
10100文字
会話率:43%
ようこそ、Only Life of Arcadiaへ。
本ソフトはあなたを第二の人生にお連れします。
21xx年。完全ダイブ型VRMMOが開発されて久しく、世界中には様々なゲームが登場した。
Only Life of Arcadia(通称
:OLA)もその一つ。
このゲームは、CPUがケモミミだったり、幼女悪魔だったり、ぬいぐるみだったり、とにかくキャラデザがかわいい。ただし、ゲームの内容自体はクラフト要素のあるRPG。プレイヤー全員が持つが、その特殊効果は千差万別という『オーブ』により、戦闘の自由度が高いのがウリであるという。つまりこれは、男の子らしくもあり、なおかつかわいいという素晴らしいゲームである。
このゲームに目を付けたのは、かわいいものが大好きな美少年高校生の水上華月。かわいいものに囲まれて、男友達とも堂々と遊べるなんてこんなにうれしいことはない!って、ちょっと待って!戦闘は全然かわいくないし、俺のオーブは恐ろしいんですけどー!?
この物語は、第二の人生を驚きとかわいさと気持ちばかりのかっこよさで謳歌する男の子の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 22:05:23
373163文字
会話率:33%
地味な転生特典を貰った主人公、エル・ザドキエルは生前の妄執を捨てて異世界でのんびりとした生活を送りたいと考えていた。
が、蓋を開けてみれば転生先の世界は地獄の坩堝。
人類たったの数億に対し数十兆くらいいる悪魔の軍勢とそれを率いる数体の始祖
。
ぶっちゃけ引くくらいの戦力差もそうだが、人間は人間で魔法やらアーティファクトやらを使って絶賛内乱中。
正直帰りたいのを我慢して冒険者として各地を回ったり悪魔狩りしてたら大国の宮廷魔術師に目を付けられ、伝説の装備でガチガチに固められた上で始祖狩りに蹴り出される。
報酬に目が眩んだ守銭奴エルは意気揚々と単身で始祖の元に突っ込んだは良いものの、想像よりも強かった始祖に涙目で立ち向かい、
___終わった頃には数百年の時が経っていた。
※この小説は小説投稿サイト「ハーメルン」さまにて「最強の幼女悪魔にストーカーされる話」という名前で同様の作品をマルチ投稿しています。ご注意ください。
https://syosetu.org/novel/189553/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-02 20:15:35
28106文字
会話率:13%
ミュージシャンを目指す司馬宗一郎の前に悪魔の女の子、ミュールが現れる。 何者かに追われて人間界へ逃げ込んだミュールは記憶が半分失われているようだった。お寺でもある宗一郎の自宅で匿うこととなる。ある日、二人は魔界からの刺客に襲われた。宗一郎は
ギターを手に取りミュールへ元気の出る歌を歌う。するとミュールは大人の姿に覚醒し、刺客を一蹴する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 16:47:22
11299文字
会話率:40%
とあるスマホを使ったゲームを楽しんでいたら、トラックにはねられ、気づいたら異世界にスマホを持ったままで倒れていた。
絶対にスマホの電波届いてないよなと思って画面を見たら、不思議なことにゲームみたいな画面は表示されるし、この世界にもモンスター
的なものが表示されることに気付いた。
どうやら、そのモンスターみたいなのはエレメンタルという精霊の一種らしく、接触すると仲間に加えることができるという。
そのエレメンタルを多数使役する精霊使いという職業まであるらしいが、普通、エレメンタルは人間に捕まえられるまで実体を見せないので、数を集めるのも無茶苦茶難しいという。
あれ? もしかして、このスマホを使って探したらすぐにそのエレメンタルをどんどんゲットできるんじゃないか?
開始一時間でアークキングっていう幼女悪魔もゲットできちゃったし、この子と一緒にのんびり最強の精霊使いを目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 17:53:43
24943文字
会話率:47%
幼女悪魔が倒れていました。
なのでこの男はとりあえず相手の胸を触りました。
(心臓が動いているかどうか確認のために)
最終更新:2013-10-07 17:54:00
4586文字
会話率:38%