今は幻の作品、笑顔戦記second editionとは何だったのか? 一人の男が謎にせまる為にインタビューを試みた。
最終更新:2024-01-11 22:15:00
8099文字
会話率:54%
日本SFの先駆者・海野十三に幻の作品と呼ばれるものがある。それが「しゃっくりをする蝙蝠」という作品だ。
ここに紹介するのは、同人誌に発表された「しゃっくりをする蝙蝠」のオマージュ「しゃっくりをする蝙蝠男」である。
ある日、夢の中に現れた蝙蝠
男は、いきなりしゃっくりをはじめる。それにつられてしゃっくりをはじめた子供たちは、百回しゃっくりをして、死んでしまうのだという。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 20:23:24
4867文字
会話率:6%
妖怪絵師・岩下来女の名を知る者は少ない。
その作品のほとんどは、彼女の死後に焼失してしまっているためだ。
緻密かつ濃密な妖怪画と、それらひとつひとつに添えられた異様な物語の数々は、まるで見てきたようと評され、一部の好事家の間では幻の作
品として名高い。
岩下来女は絵物語の才に秀でていた。江戸後期から明治大正まで生きたとされているが、その生涯は謎に満ちている。
※拙作「妖怪不条理小咄『妖隠録』」
(https://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se471091.html)
から派生した妖怪をテーマにしたシリーズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 13:38:26
11925文字
会話率:21%
1965年放送のオバQは国民的ヒットを飛ばし、ある漫画家を世に知らしめた。
しかし、その漫画家はそれまでに大変な苦労を積み重ねつつ努力してきた人間であり、今日に至るまで様々なエピソードを抱えていることは有名だ。
2020年8月6日。
ある
ツイートにより、その漫画家においてかねてより噂されていた「史上初のアニメ」はパイロットフィルム版「オバケのQ太郎」ではなく「すすめロボケット」ではないのかということを証明するフィルムが発見された報告が挙がる。
かねてより「すすめロボケット」はオバQの背後でホビー化などが企画されていたことが判明された作品なのだが……同時に「アニメもあったのではないか」とムック本などで長年噂されていた。
後に今日まで続く国民的アニメの主人公とロボット作品を作る彼が、初めてロボットと人間を描いた作品。
それこそがまさに藤子F不二雄の史上初のアニメ作品だったというならば……
筆者のような一部の人間においては世の歴史がひっくり返される偉大な発見に他ならない。
合作ではなく、単独作品ことが初だったのか……本エッセイについてはそこを加味して解説しよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 22:54:39
4957文字
会話率:2%
2004年に書いたものを加筆修正しました。
当時ホームページで公開していましたが、今となっては幻の作品です。
1人の男の死は一見、事故に思われたが…
最終更新:2013-07-13 00:11:59
781文字
会話率:56%