海沿いの街、市民会館の舞台スタッフとして働くさくら、葉一、仙斗の三人が繰り広げる夢に執着した若者達の物語。
シンデレラに出てくる魔法使いがシンデレラのことを大好きな男の子だったら?その物語の結末はどうなるのでしょうか?
最終更新:2024-05-10 18:10:00
84684文字
会話率:25%
これは私が実際に体験した出来事である。
10年前、学校の課外授業でとある市民会館へと向かった私だが、そこのホールで私はあるものを見てしまった・・・
最終更新:2023-07-12 21:46:05
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会話率:19%
これは、未来の出来事を暗示する予言書だ――かつて幼馴染を亡くした紺野紡は、独りぼっちな美術部員として灰色な学生生活を送っていた。3年に進級した春のある日、それまで全く接点のなかった後輩女子である白咲ユキを経由して、紡は未来を示す不思議な白い
本を手にしてしまう。
そんな最中、美術部が突然演劇部と統合されることになった。演劇部のメンバーは、まさに青春真っ只中といえるようなもどかしい仲で、いつしか紡自身も色鮮やかな青春の日々を悪くないと思い始めていた。
色々とかみ合えば、きっともっと良い未来がある――
そして未来を覗くことができる自分には、それができるかもしれない。
夏に市民会館で開催される演劇イベントを目指す一方、紡は予言書を片手に、部員同士の関係の進展も後押ししていくことにした。
しかしいたずらに未来を変えるということは、今そこになかったものあることにすると同時に、あったはずのものをなかったことにするということでもあることに、その時の紡は気が付くことができなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 20:24:23
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会話率:42%
2019年7月27日。
全日本吹奏楽コンクール。
愛知県東尾張地区大会。
中学A編成の部。
ここ日進市民会館に、
県大会、東海大会、全国大会を目指す中学生たちが集まった。
ここは特に激戦区で、全国大会常連校が軒を連ねる。
そんな
中、地区大会止まりが続くある中学の生徒がいた。
その生徒は2年生で今回が初出場だ。
その名は咲歩(さゆみ)。
昨年のコンクールで出てもいないくせに大泣きしたかなりアホなやつである。
実話だ。目撃した先輩方は今頃苦笑いを浮かべているころだろう。
そして宣言した。
「来年は絶対に金とります!!」
そんな咲歩をはじめとした、コンクールに本気で向き合う中学生たち。
今日は咲歩の今までの軌跡を覗いてみよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 17:36:15
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会話率:2%
かるた漫画の影響で競技かるたを初めてから半年。一郎は初めて大会に参加しようと地元の市民会館を訪れた。普通の競技かるた大会だと思って参加登録した一郎。ところが一郎の前に立ちはだかるのは超能力者ばかりであった。もちろん一郎には超能力などあるはず
もない。思わぬハンデを抱える事になった一郎。果たして優勝することができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-12 06:06:54
2000文字
会話率:28%
高校に通う高校二年生の入山 蒼。下校途中に市民会館にあるピアノを趣味で弾いていた。そんなある日。一人の女の子が話しかけてきた。蒼が弾くピアノの音色に引き寄せられるかのように集まるヒロインたち。色んな出来事と向かい合いながら絆を深めていく。
演奏×青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 13:16:39
47366文字
会話率:68%
「上様ですか
領収書じゃないですよね」
おいおい偽名か
ふざけてんのかというあらさーか
30中盤の女性。
「珍しい名字ですね」
ニコリとする笑顔は営業用か
若さあふれるフレッシュ20代前半
たぶん私が思うに
上様の意味をまったくわかってい
ないのだろう
ここは、街の中心部にある市民会館の一部屋
数十人、いや100人近くはいるだろう
男女ごちゃごちゃで名刺交換。
しかしながら圧倒的に女子には
「上様ですかあ」
ちょっとちょっとという印象で
語尾が尻上がり
この台詞を何度言われたか。
あからさまに偽名と疑っている輩も多い。
それを逆手にとって
逆アピールといきたいところだが
それだけで心が折れてしまう
そこがあと一歩で自分で情けない
世間が草食系男子と言われる所以か
自己紹介しよう。私の名前は、上 武男。35歳。
もちろん未婚。
てっきり姿を消したと思った女子がまだ質問する。
「ちなみに、ご職業はどのようなお仕事を?」
おそるおそる聞かれる。やはりそこか。
上様の後に必ず私に皆さまが尋ねる質問
その前に少し説明。
私は、人目が恥ずかしいので青年教室では
ちょっとおしゃれな、実をいうと
かなり高額なサングラスをする
レイバンだったかあんパンだったか・・
が良い物は良いということで、とても氣にいっている。
そして、服装について主催者は
普段着でと強調しているが
私は常にスーツを着てくる。
普段着と言っても仕事柄スーツを着る機会が多く
何をもって普段着と言うのか迷うからだ。
やはり勝負事には、いつも着ているものが落ち着く。
そんなこんなで、私はアルマーニのスーツを着てくる
高くても良い物は良い。その持論だ。
私はアルマーニは私の天性だと思う
それくらい惚れ込んでいる
さて前置きが長くなった。
「ちなみに、どのようなお仕事を?」
最後にこの質問を聞かれたら
私は、必ずサングラスを取るようにしている。
その質問には、相手の目を見て答えたいからだ。
グラサンを取った時、「失礼しましたあああ」
こう言う人は多い。
いやもっと言えば、あわてて逃げる。
だから、この質問の答えを最後まで言い切ったことはない。
このパターンの繰り返し。前に進むどころか
氣持ちが後退していく。
これでは、婚活も何もあったもんじゃない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-12 17:00:00
4388文字
会話率:12%
彼はホール舞台管理スタッフのチーフ。今日もワガママ一杯のお客さん相手に奮闘する。でも彼は思う。自分たちは夢を叶える裏方商売だと。
裏方用語注釈付き職業小説企画参加作品です。
最終更新:2010-03-10 00:29:41
19901文字
会話率:55%